我が家のぼんず君(現中2男児)は中学受験を終えてまもなく2年になります。ようやく当時の気持ちをぽつぽつ話すようになりました。
国語苦手な理系ボーイで表現が極めてつたないため、私が相当言葉を補って代弁します。特に、追い込み時期の小6保護者様のご参考になればと思います。
ぼんず君が受験時期だけでなく、今でも親に望むことは
「大事にしてほしい」
だそうです。何それ 「生まれた時からずっと大事にしてるよー」と即答したのですが、ぼんず君曰く、
「大事にされていると実感できることをしてほしい」だそうです。漠然としすぎているので、具体的にどうすれば満足するか聞きました。
男児の回答なので、女の子の保護者様には参考にならないかもしれません。
①美味しいご飯を作ってほしい。
ぼんず君の美味しいは、味プラス手の込んだ料理のことです。私が長い時間、台所でコトコト何かを作る様子を見ると「美味しい料理が出てくる」と、やる気になるそうです。
美味しい(=好きなおかずが満載の)弁当もやる気になるそうです。
②褒めてほしい。
親から見たらまだまだかもしれないけど、自分なりに一生懸命勉強している。1日が終わったその時くらい「今日も頑張ったね」と褒めてほしいそうです。
「(勉強量が)十分じゃない日は出来ないねー」と答えると、ぶーたれていました。
③マッサージしてほしい。
受験勉強で肩や背中がゴリゴリに凝っているから、もっと揉んでほしかったと強く訴えられました。
これは、昨年結構がんばって揉み師に徹したつもりでしたが、足らなかったようです。
④話をしたい時に、ちゃんと聞いてほしい。
適当な相槌を打つのではなく、自分の話した内容についてお母さんの意見を考えて答えてほしいと言われました。
これは反省です。ぼんず君は即答できないような難しい(哲学的な)問いかけをよくしてくるので、私は「後で答えるわ」と会話を終わらせることが多いからです。
①から④のすべて、満足するまで相手をするのに時間がかかることばかりです。
昔からよく言われる
「子は親を移す鏡」
はその通りだと思いますが(恥ずかしながら、ぼんず君は私のミニチュアです)、付け加えるなら、
「子どもに分かりやすい愛情をかけ続ける」
ことがお子様の満足につながり、ひいては勉強の意欲につながってくれるといいなと思います。
疲れますねー。仕方ありません。お子様も疲れていますから。親が癒してあげないと、壊れてしまいます。
親の疲れは、お子様が小学校に行ってる間に、何とかするしかありません。
中学受験の修羅場を経験した私からの教訓は
「親子喧嘩しないで1日過ごせたら合格」です。
合格の日を積み重ねた結果、本当の合格が待っています。コツコツと積み上げた日々の結果も、派手な喧嘩は全てぶち壊す威力があると思います。喧嘩はダメです。胃に穴が開くかもしれませんが、まずはブレーキを。
簡単そうで難しいですが、毎日、結果を積み重ねるのみです
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