ぼんず君も私もひどい花粉症持ちで、毎年3月頃からGW明けまではマスクとティッシュが手放せません。薬を飲むと眠たくなるのと、毎年長期間飲み続けることに抵抗があるため、緊急時以外は鼻炎薬は飲まないようにしています。そのため、春の数か月間は我が家の箱ティッシュはすぐになくなり、2人とも鼻の下の皮膚が真っ赤になります。
鼻水と鼻づまりのために集中力が落ち、薬を飲めば眠たくなるので、この時期の勉強は非常に能率が落ちていました。通常期の3~4割程度の力しか発揮できず、春が入試の時期でなくてよかったと思ったものです。
これまでに数多くの花粉症対策グッズを試しました。鼻の穴にフィルタを入れるノーズマスクピッド、目の中に入る花粉を避けるための花粉保護メガネ、洋服についた花粉を取り除く洋服用コロコロなど、グッズで花粉症を乗り切る工夫を続けていますが、使用が面倒だったり、花粉保護メガネは家族からの評判が今ひとつだったりで、長期間愛用できる商品と巡り合えておりませんでした。
最近は花粉プラスPM2.5の影響もあるので、花粉症対策に有効なグッズを昨年秋から検討していましたが、思い切って購入した商品が予想以上に素晴らしい働きをしていますので、ご紹介します。
その商品は、床拭きロボット、ブラーバです。我が家は8年前からルンバを愛用しており、その絶大なほこり除去能力に大満足していました。ブラーバが新発売された時から「欲しいなー」と思っていましたが、ルンバだけでもぜいたくなので、商品の価格が下がるの待ちました。
お値段は発売当初よりもだいぶ下がって35,000円ほどになりましたが、まだぽんと気軽に購入できる金額ではありません。悩みに悩んで、花粉が飛び始める2月初めにブラーバを購入しました。
ブラーバには、液体洗剤を飛ばしながら床を掃除するブラーバジェットと、広い範囲をパワフルに、水拭き掃除するブラーバ380jの2種類がありますが、我が家が購入したのはブラーバ380jです。水拭きで花粉を除去することがいちばんの目的だったからです。
ブラーバは、ルンバがすべての部屋で走り終えた後に使用しました。ルンバがほこりを十分に取り切った後ですが、フローリングの隙間に挟まったルンバが取り切れなかった細かいほこりや花粉を、ブラーバの雑巾掛けで随分除去できました。ブラーバの拭き掃除完了後の雑巾が真っ黒&謎の変色をしていることから分かりました。
ルンバとブラーバを毎日使用していますが、毎日ルンバには大量のほこりがたまり、ブラーバの雑巾は真っ黒&茶色に汚れます。ルンバはやかましいですが、ブラーバはとても静かなので、我が家では帰宅後の夜と、ぼんず君起床前の早朝の1日2回ブラーバを動かしています。
帰宅後すぐの操作で、日中の無人時に床に積もったほこりや花粉を、早朝の操作で、夜のうちに積もったものを取り除くことができます。人が動き出した後だと、床に落ちた花粉は空気中に舞い戻るので、朝いちばんの操作がおすめです。
朝いちばんの床をはいつくばって眺めると、花粉や細かい粉がびっちり落ちているのが見えます(フローリングの色が濃い目の場合)。それをブラーバがさーっと静かに水拭きで雑巾掛けしてくれるので、掃除が終わると床がぴかぴかになります。くしゃみや鼻水も出ないので、朝から爽快です。
そして、今年、ぼんず君と私の花粉症の症状は、部屋の中ではほとんど起きていません。毎年、透明な鼻水が止まらず、鼻詰まりと鼻水で苦しんでいたのがウソのようです。今年は花粉が飛んでいないのかとネットで花粉情報を見るとそうでもないようで、ブラーバ効果が実感できました。
花粉を吸いこむ量が減ったせいか、職場での鼻炎の症状も軽減されました。ぼんず君はすぐに鼻炎薬に頼りがちでしたが、今年はまだ薬を飲んでいません。
ルンバはじゅうたんや畳の部屋でも使用できますが、ブラーバの水雑巾掛けはフローリングかクッションフロアの部屋でしか使用することができません。ご自宅の床がブラーバで掃除可能で、ひどい花粉症にお困りのお子様、保護者様は、ブラーバの購入をぜひご検討されてみてください。
毎年3~5月は、鼻炎症状のために勉強の能率や集中力が大きく落ちていましたが、今年は今のところ、鼻づまりや鼻水を気にすることがありません。ブラーバはやや高額な商品ですが、花粉症のお子様3カ月間の勉強がはかどる(かもしれない)ことを考えると、出費以上の効果が期待できると思います。
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