このブログでは毎日、中学受験準備中の保護者や、中学校入学後のお子様をお持ちの保護者様に向けての記事を、私の体験を元にして書き続けています。
ぼんず君は昨年1月に関西の中高一貫男子校に入学し、ぼちぼち楽しく学生生活を送っていますが、ここにくるまでの数年間は本当にしんどかったです。中学受験の撤退を何度考えたか分かりません。仕事と勉強フォローの両立ができなくなり、仕事も辞めました。ぼんず君の成績は最後の最後まで不安定な状態が続きました。あまりのつらさに、私は子どもを持つ資格がなかったのかな、私の子育ては失敗だったのかな、とも思いました。
今や中2生になったぼんず君は、相変わらずのんきで、わがままで、勉強は親がうるさいからやってるよ、という感も受けますが、すくすくと育っています。多少の問題は起きていますが、中学受験時代に比べれば平和です。
ぼんず君は、「お母さんのごはんが大好き(ごはんかよ、と心の中で突っ込みを入れる私)だから、ずっと家にいるよ。家から通える大学に行って、家から通える仕事に行く」と言っています。
私の返答は「体も大きくなって邪魔だから、早く独立してね」です。親元で暮らせば、住居費や光熱費がかからず、金銭的に大きなゆとりがでます。ごはんも弁当も作ってもらえて、洗濯や掃除もしてもらえます。ぼんず君はらくちん。黙っていても好きな晩御飯のおかず、タイミングよくお茶やお菓子が出てきて、いつでも話を聞いてくれるお母さんがいる。こんな居心地の良い環境にずっと置いていていいのだろうか、とよく思います。
lそんなことを思っている時にみかけたtwitterの投稿に、時の流れが止まるような感動を受けました。特に、男の子のお子様をお持ちの保護者様に見ていただきたくて、急きょ予定していた記事の公開を1日ずらして、この記事を書いています。
@にしむらアオさんの投稿です。男のお子様の巣立ちをお母さまの視点から描いた作品です。
twitterのIDをお持ちでなくて、画面がうまく表示されない方は、まとめページからご覧ください。
「邪魔だから」と今は思っても、いつの日かぼんず君が家を出る時は、私もこんな風になるのでしょうか。さびしいですね。面倒がらずに、勉強を陰ながらフォローし続けよう、カバンの中の掃除も時々してあげようと思いました。
中学受験の勉強フォローで毎日お疲れの保護者様にも、この投稿が、いつの日か立派に成長して巣立つお子様を想像しながら、もうひと頑張りできそうな力になってほしいと思って、この記事をご紹介しました。受験勉強は必ずゴールがきますし、子育てもいつか締めくくりの時がきます。その時まで、保護者として、走り続けられることは、実はとても幸せなのかもしれません。私ももう少しがんばります。
コメント
毎日、ブログありがとうございます。
アオさんのマンガ、いいねをつけてきました。(^ν^)
私の弟は35才で独自、ずっと両親と一緒に暮らしています。
私の息子は、
おじちゃんみたいに、結婚しないでずっとお母さんと一緒にいる!
と言ってくれてます。反抗期がまだの小3、今一緒にいる時を大切に過ごしていきたいと感じました。
こんばんは。コメントありがとうございます!
マンガ、ほろりときますよね。。。共感していただけて嬉しいです!
小3はまだ可愛くていいですね。うちのはもう、大きすぎて手に負えません(>_<)