全学年☆中学受験を目指すご家庭の小学校の先生との距離の取り方①

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小学校での出来事

中学受験準備のために通塾を始めると、必ず問題になるのは公立小学校やその先生方との関わり方です。一部の私立小学校は中学受験を前提とした学校体制が取られており、うらやましいなあと何度も思いましたが、ぼんず君は公立小学校出身で、そんな配慮はなくて当然でした。

我が家は、塾に通う前から自宅で先取り学習を進めていたこともあり、学習内容の習得が他のお子様よりもかなり進んでいました。ぼんず君が授業を真剣に聞かなかったこともあり、先生に目を付けられて、小1の頃から小学校から注意を受けた回数は数えられないくらい多かったです。

小学校の先生の大半は、中学受験向けの進学塾や塾に通うお子様をよく思っていません。中には塾に通うお子様だけに多い宿題を出したり、同じ漢字ばかりをマス目ノート何枚にも書かせるような宿題を出す先生もいます。

低学年のうちは、そんな小学校の宿題にもお付き合いができますが、塾に通い始めて、学年が上に上がるにつれて、暗算で出来るような計算プリントや漢字をただマス目に埋めるだけの宿題を終わらす時間で塾の勉強をさせたいと思うようになりました。

「学校の宿題、邪魔だな」「学校の授業が全部、浜学園の授業だったら、どれだけ効率よく勉強できるだろうか」と毎日思いながら、小学校に行かせていました。台風やインフルエンザで休校になると、ぼんず君と二人で「塾の勉強ができるね!」と、大喜びしたものです。

塾に通い始めたことは、もちろん小学校の先生には伝えませんでした。誰にも言わずに塾に通い始めましたが、成績が上昇するにつれて、通塾を隠し続けることはできず、そのうちに先生にも知られることになりました。悪いことをしているわけではありませんが、「私立中学校の受験を考えておられるんですか?」と聞かれてしまった以上は、嘘をつきとおすことは難しいと思い、「その時の実力に合った学校を検討したいと考えています」と答えました。

ぼんず君は、小学校の授業内容にとても退屈し、授業を真面目に聞いていませんでした。私からは「静かに座っていなさい」と言われているので、授業中はノートに電車の絵や路線図を静かに書いていたようですが、先生受けは極めて悪かったです。教卓の真下がぼんず君の固定席で、先生から常に見張られていました。それでも我が道を行くぼんず君は、公立向きでも、私立向きでもなく、ただの変わり者でした。

この様子を小学校の先生から報告されるたびに、「公立中学校には上げられないな」と思いました。先取り学習後に進学塾に通い、そこそこの成績を維持していたので、中学受験をしないで公立中学校に進学しようものなら、もっと退屈な授業を受けなければなりません。公立中学校に進学すれば、ぼんず君の先生受けはさらに悪く、内申点はガタガタで、まともな高校への進学は難しくなるでしょう。

ぼんず君は、小学校の授業を全く大切にしておりませんでしたが、私は小学校の先生に対しては常に敬意を払いました。学校の方針や授業内容には賛同できないところが多かったです。それでも、小学校にいる時間は、小学校の行事や授業を第一にして学校生活を送らせたいと思いました。理由はいくつかあります。

いちばんの理由は、小学校にいる時間は、親がその過ごし方を管理できないからです。朝登校してから帰宅するまで、午前8時すぎから午後4時頃までは小学校の中にいます。これはもうどうすることもできません。この間は、ぼんず君を小学校にお預けするしかないのです。

もっというと、ぼんず君の安全も先生に託すしかありません。私が小学校に望んだことは

  • 怪我なく、無事に毎日帰宅させてほしい。
  • 身体を鍛え、集団生活に馴染ませてほしい。

この2点だけです。学期ごとの保護者面談でも「毎日元気に返していただければ、それで十分です」「学校にいる間は、先生の言うことをいちばんに聞くように申し伝えているのですが…」を繰り返していました。

二つ目の理由は、先生は「お仕事」として教職に就かれていることをふまえて接したからです。仕事として先生をする以上、生徒全員に授業を聞いてもらわないといけません。授業中に絵を描く子がいれば、注意するのが先生の仕事です。そう思えば、ぼんず君が毎回教卓の下の席に座らされるのも仕方がありません。

ぼんず君の小学校での悪態は、ノートへの落書きから居眠りに変化して、最後まで続きましたが、私ができることは、保護者面談のたびに先生方にお詫びをすることと、学校からの電話や呼び出しがあれば、すぐに学校に駆けつけてお詫びすることくらいでした。

ぼんず君の改善は期待できない以上、私がフォローするしかありません。「そこまで学校にご配慮いただけているのでしたら、まぁ、仕方ありませんね。ぼんず君の様子を見ましょう。」と先生に言っていただけるまで、先生のお話(愚痴)を腰を折らずに最後まで聞くのも、保護者様の大事な役割です。

先生のぼんず君に対する印象はよろしくなかったと思いますが、私が少しでもフォローすることで、我が家に対する印象が少しでもプラスになることを願いました

三つ目の理由がもっとも大切です。長くなりましたので、次回以降に続きます。

コメント

  1. ようよう より:

    GW中も毎日 ブログをありがとうございます!
    私の息子も、公立小学校に通っています。
    一年生の頃は、6年生から無差別ビンタを受け 私立に転校も考えた事もあります。
    息子は、学校がすきな様子で完全拒否されました。
    去年の担任の先生は、中学受験に理解ある先生でした。今年は、他の学校に転勤されました。連絡帳に 、息子の成長の様子と私学大丈夫ですよ とコメントいただき励みにしています。
    担任の先生も、それぞれ考えがちがいます。様子を見ながら、対応を考えていきたいと思います。

    • bonzukun_mother より:

      こんばんは、コメントありがとうございます!
      上級生の件、大変でしたね。。。それでも「学校が好き」な息子さん、強くて偉いです!
      学校の先生も様々な方がいらっしゃいますね。先生方も大変だとは思いますが。。。
      明日の記事は今日の続きです。よかったらまたのぞきにきてくださいね。

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