中1→2☆中学受験時の成績と入学から1年後の成績の相関関係

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勉強_中1

1日中暑い季節になりましたね。暑い、眠いと、受験生はなかなか勉強に集中できないかもしれません。今日はそんな受験生の眠気が一気に吹き飛ぶような、中高一貫校入学後の現実のお話をご紹介します。あくまでも私が感じた、一保護者のお話です。お子様との会話のネタにしていただければと思います。

塾の進学説明会や中学校の入試説明会で必ず話題になることの一つに「受験の成績と、入学後の成績の相関関係」が挙げられます。入試の点数は1位から最下位まで、さらには追加合格までと点数で表すことができるだめ、明確な序列が分かります。大半の中学校は合格者の得点は開示しないで、不合格者だけに得点を通知します。ごく一部の超最難関中は合格者の得点も開示するし、さらには入試の上位者が級長になることから、本当に序列が一目で分かる学校もあります。

合格者得点が開示されなくても、合格者全体の中の位置づけは、塾の志望校別特訓内の位置づけとあまり誤差はありません。塾や中学校の説明では、

  • 入試の得点と入学後の成績は必ずしも相関関係はない。
  • 1年生1学期の位置づけは、その後もあまり変化しない。

でした。私は「入試の成績と入学後の成績は相関関係あるに決まっている」という考え方でした。当然でしょう。塾の最上位のお子様が、小6で東大2次試験の数学の問題を休憩時間に楽しみながら解いていると聞いて、「このお子様はこのまま理IIIに行くのだろうなぁ(いいなあ。すでに完成していて)」と思うのと同時に、中学入学後の序列も容易に想像できました。

この先、ぼんず君がどれだけがんばって勉強を続けても、世の中には超えられない才能を持つ方が存在するのを目の当たりで見てきました。ぼんず君にも常々そのことを伝えています。だからと言って、我が家が勝負を捨てたわけではありません。

ぼんず君の数少ない良い所を無理やり見つけて、そのわずかな能力をフル活用して、ぼんず君は次の入試で勝負するしかありません。その勝負の仕方を教えることが今後の私に課せられた役割と考えています。

ぼんず君が中高一貫男子校に入学して、1年少し経ちました。これまで伝聞形でしか聞いたことがなかった、入試の成績と入学1年後の成績の相関関係について、ぼんず君からの伝聞と私が見聞きしたことから得た、私なりの結論は、

1年後も相関関係ありの状態が続きます!

塾時代の序列は1年経ってもあまり崩れていません。正確に言うと、最上位は全く崩れていません。そこから下は多少の入れ替わりが見られますが、あまり大きくは変わっていません。中1と中2の成績の立ち位置も大きな変化は見られないようです。

入学当初、間違いなく半分以下のぼんず君は、1年経って、間違いなく半分よりも上にとどまっています。逆に、ぼんず君よりはるか上の雲の上の存在だった方が、そうでなくなったケースも見られます。そして、ギリギリで入学されて、1年経っても立ち位置の変わらない方も多くはないですがいらっしゃいます。ぼんず君の話では、どこの中学校でも起きる現象のようです。

ここから先は推測の要素が大きいので、話半分でお聞きください。受験時代も中学入学1年後も変わらず上位の方は、受験時代と同様またはそれ以上の努力を続けているのだと思います。定期考査や鉄緑会の点数をぼんす君経由で聞いても、ただただ「すごい」としか言えない、完璧な出来栄えです。最難関校の上位層は、想像を絶する優秀層がどの中学校にもいらっしゃるようです。

浜学園時代に進学説明会で「最上位のお子様の強みは『ミスをしないこと』です。ミスをするのは実力不足ですが、最上位のお子様は本当に完璧にミスをしないんですね。」と学園長がおっしゃっていたのを思い出しました。1つ1つのすべてのことを徹底して確実に終える、こなすことができるお子様が、受験時代も入学1年後も最上位でい続けられるのでしょう。お子様の資質プラス、保護者様の指導の賜物だと思います。

逆に、受験時代は今ひとつだったぼんず君タイプのお子様でも、中学入学後にコツコツ毎日、その日の授業内容をその日のうちに理解することを1年間繰り返し、塾にも通い、自宅で保護者様が緩く管理を続けていれば、本人の能力は変わらなくとも、自然と上に上がっていくのだろうと思います。

ただし、中学校に入学してからも結構な量の勉強をしなければなりません。「この量を6年間やるのね(大変だわ)」が私の第一印象です。半分より下の成績で入学すると、スタート時から大きなハンディを背負う状態です。1年経って、「ふぅ、落ち着いた」と気を抜くと、おそらく即、真っ逆さま落ちです。

受験時代に、公開学力テストや冠模試で大失敗する夢を見て、夜中に目が覚めることがありましたが、実は、今も変わらない状態です。次の定期考査で大失敗するのではないか、次の鉄緑会の校内模試でクラス落ちするのではないか。クラス落ちしてもいいではないですか。定期考査で失敗しても、次頑張ればいいではないですか。そうなんですが、一度落ちると、そこから上がる大変さは分かっているので、油断できません。

あっ、心配しているのは私だけで、ぼんず君は腹が立つほど、何も考えていません。きっと長生きするんだろうなーと思います。

入学から1年経った感想は、ギリギリで合格しても、大丈夫、中学校の勉強についていけます。ただし、受験時代と同じくらいの努力が必要です。はるか遠くのトップ層から刺激を受けられるので、ちょっと無理してでも、最難関校はおすすめしたいです。ぼんず君でも(なんとか)ついていけてます。ついていけるかを心配するよりも、合格できる力を付ける方が前向きでよいと思います。

コメント

  1. 水なす子 より:

    ぼんず君の勉強記録、いつも読ませていただいています。
    4月から息子が私立中学に通います。
    入学説明会で、すでに鉄緑会に入塾しているお子さんもチラホラあると聞き、少し焦っています。でもぼんず君ママさんの、「学校授業優先、入塾は難易度は上がるがいつでもできる。」のお言葉を励みに、子供のバックアップをしていきたいと思います。
    ところで、鉄緑会で部活動されている生徒さんは、少ないのでしょうか?
    子供は野球部に入りたいと言っており、となると通塾は難しいかな?とも思っています。

    • bonzukun_mother より:

      こんばんは。コメントありがとうございます。
      明日03/31朝配信記事で回答をさせていただきます。
      多くの方に当てはまるように回答を作成したために
      ご想像の回答内容と少しずれているかもしれません。
      その時はまたお知らせいただけますか。
      野球をやりたい!と希望されるお子様を応援したくて
      回答を作成しました。よかったらぜひご一読ください。

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