中1~☆鉄緑会の所属中学校表記方法と神戸女学院の強さ

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中学受験_保護者様向け

鉄緑会では入会選抜試験(入塾テスト)時の受験票に始まり、入会後のお知らせプリントや成績表などに名前と所属中学校が印字された用紙が配布されます。

ぼんず君を例に挙げると、

ぼんず悪之助(桜蔭)

のような表記です。「へー、どの学校も2文字までに省略するんだ。」と私が感心していると、ぼんず君が「東大寺は3文字」とトリビアな知識を教えてくれました。他のお子様の名前と(学校名)を見かけるのは、成績優秀者一覧表くらいだそうなので、東大寺以外の学校で3文字表記は知らないとのことです。

浜学園男児が志望校登録の際にふざけて学校名を記入するナンバー1校の「神戸女学院」は「神女」と省略されるそうです。そういえば、「しんじょ」という呼称をよく耳にしましたが、受験予定は全くなかったので、音としてスルーしていました。

昨今の共学化中学校の出現により、最難関女子は神戸女学院以外にも複数の受験校を選択できるようになりましたが、私の年代では神戸女学院は特別な存在です。神戸地区の保護者様がお子様を進学させたいと思われる気持ちはとてもよく分かります。

鉄緑会でも女学院の優秀な方が多く、中学受験終了後も変わらずに真面目に勉強されているんだろうなぁと感心すると同時に、うらやましく思います。おそらく保護者様の監視も不要で、アホみたいにスマホばかり見ることもないのでしょう。

塾が付ける偏差値だけを見ると共学校に最難関女子が分散されたような印象がありますが、鉄緑会を見る限りでは神戸女学院は本当に強い、の一言です。ぼんず君は鉄緑会でお話できる神女の方は皆無で、私も全くお知り合いがいないので、学校の実際の様子は分かりませんが、外から見る限りでは「凛とした」という言葉がぴったりです。真面目に勉強させたいなら女学院、推しです。

私が気になったのは、中高一貫校ではなく公立中学校から鉄緑会に通う方がいらっしゃるかどうかと、その場合の学校表記はどうなるのかです。ぼんず君に聞いたら、すぐに教えてくれました。

自分のクラスにはいないけど、別のクラスに公立の人がいるらしい。とのことで、学校の表記は

ぼんず悪之助(公立)

となるそうです。中学の部で所属中学が公立の方はかなり少数派だと思います。

公立中学から北野などの公立高校に進学し、鉄緑会に入会される方は多いです。鉄緑会の先生でもいらっしゃいます。先生をされているくらいですから、生徒時代から極めて優秀でいらっしゃったと思われます。

ぼんず君も、もっとバランスがよくて、先生をうまくあしらい、退屈な授業に耐えられる子であれば、無理して中学受験をさせることもなかったな、と思います。

高校受験と違って、中学受験は絶対しなければならないものではありません。関西地区の場合、中学受験をするお子様の割合は全体の1割です。地域により偏りはありますが、全体でみると少数派です。

何がなんでも私立に合格させなければならない、と当時は仕事を辞めてまでぼんず君の受験サポートに徹しましたが、進学できる中学校がなかった場合、落ち着いた公立中学校のある地域に引っ越して再出発する選択肢もあるんだと、今になってわかることもあります。

中学もどこに進学しても、最終的な大学進学先は実はあまり変わらないのではないか。変わるとしたらそれは個人の能力、親の支援、そして6年間の努力の結果であって、進学先の中学校の名前だけでは大学には合格できないという気持ちが大きいです。

7月の志望校別特訓が始まると、毎年受験生時代のことを思い出します。「もし、あの時に別の選択をしていたら」とよく考えます。過ぎたことを考えても何も変わりませんが、それでも何度も考えますし、夢にも出てきます。2年経った私にこれだけ強い影響が残っているのですから、受験真っただ中の保護者様がどれだけ毎日思い悩まれているか、とてもよく分かります。

保護者様には、これから秋にかけて、変な家庭教師や個別塾に引っかからないようご注意いただきたいです。鉄緑会の話から随分それてしまいましたが、選択肢はいろいろあること、どの道を選んでも、正しく進めば着地点は同じだろうと思います。親も子も成長できるまたとない機会と、プラス思考でコツコツいきましょう。我が家も(親が)がんばります!

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