中高一貫校生向けの塾は、鉄緑会以外にも複数存在します。
鉄緑会は教材の難易度が高い(高すぎる)ことから、あえて鉄緑会以外を選択される方もいらっしゃいます。たしかに、中2生の段階ですでにこれだけ難しければ、ぼんず君はどこかの段階で1科目だけ受講することも可能性としてあり得ます。
■中学生向け良質な全国模試は存在するか
他塾の検討をこれまでにしたことがなかったのですが、まずは模試でも受けさせてみようかなと思い
「中学生 関西 模試」
「中高一貫生 全国 模試」
などで検索するとヒットした模試は、駿台全国模試でした。
関西の中学生向け駿台は、高校入試対策ではなく、中高一貫校生向けの教室が中心です。教室の数も少なく(西宮、上本町、京都だったと思います)、中学生から通塾する中高一貫校生は多くはないことが推測できます。
■駿台全国模試概要と受験のメリット
駿台全国模試について、駿台ウェブサイトで調べてみました。
- 中学生は2年生と3年生が対象
- 年1回実施で、今年は10月27日(日)
- 科目は英語、数学、国語(現代文と古文:古文は選択制)
- 記述式、ハイレベルな内容
- 科目別、コース別の成績は出るが、志望校判定はなし
- 受験会場は駿台の教室
日曜日半日がつぶれるので、受ける価値があるかをもう少し検討しなければなりません。
今考えられる受験のメリットは
- 鉄緑会以外の指標で今の実力を計ることができる
- 全国規模での成績の立ち位置が分かる
- 駿台が中2生に求める難易度が分かる
デメリットはあまりありません。
- 日曜日が半日つぶれる
■中3向けの公式対策問題集もあります
申し込み期日は10月18日です。すでに満席であればご縁がなかったのだろうと、空席状況を確認したら、まだ申し込み可能でした…。
試験の出題傾向はどこで分かるかなと思いましたが、駿台中学生テストセンターから「難関高校に入ろう、高校受験公開テスト問題集」が出版されていました。
この本は中3向けだと思われますので、中2生の模試レベルとは異なります。ただ、中高一貫校上位生が受験するのであれば、中2でも中3を受験するでしょう。
わが家の場合は、上位生ではありませんし、わざわざ「ハイレベル模試」と駿台が名打っている模試を飛び級して受験する必要はないと思っております。
中間考査が終わってすぐに模試に行くのもしんどいでしょう。
- 中2の模試を受ける
- テスト問題集を購入して、自宅で本番と同じ条件で解いてみる
- 何もしない
のどれにするか、3だと他塾の傾向はまるでつかめないので、1か2のいずれかを検討することになると思います。
中2生のお子様で通塾されていない場合、腕試し兼全国レベルでの立ち位置確認のために、受験されてみるのも面白いと思います。
褒美なしではやる気もでないでしょうから、あらかじめ目標を設定して(偏差値60など、順位は参加人数が分からないので、設定が難しいです)、目標クリアできたら金の小判でもあげましょうかねー
2019/10/6 13:30追記
記事アップ後に調べたところ、中学生向けの駿台主催試験には2種類あるようです。
私が記事の冒頭でご紹介した中高一貫校生向けの「駿台全国模試」と
「駿台中学生テスト」、こちらが「駿台模試」と呼ばれる受験生が非常に多い模試のようです。超難関私立中学生の多くが受験し、100傑(懐かしい!浜学園と同じ呼称ですね)入りする中学校のトップが東京の日比谷高校で、受験者は関東、関西、中部だけでなく、全国規模のようです。
中3の受験者数は5~6千人以上ですが、中2生はどうなのでしょう。その半分くらいかなと予測します。
駿台模試についてはきちんと調べて、別の記事でご紹介します。
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