のご紹介をした際に、「6年生の平日の授業は何を取っていましたか?」というご質問をいただいておりました。もう10月になってしまいましたが、6年生の10月頃、ぼんず君は平日にどのような塾の授業を受けていたかを覚えている範囲でご紹介したいと思います。
■浜学園のマスターコースのみを受講しました
浜学園の地方教室Vクラスに所属しておりました。授業はマスターコース+最レ算数を申し込みましたが、後述の方針転換のために6年最レはすぐに辞めました。
平日のタイムスケジュールは、朝は小5までと変わりありません。
7:00起床(毎朝起きられませんでした)
7:30朝学習開始、120回計算テキスト、120回書き取り、同音異義語、四字熟語、その他用語をローテーションで解いて、終わり次第、小学校に登校。
16:00頃帰宅、塾出発までの時間は塾の勉強をする。
16:40頃出発
21:30~帰宅、急いで入浴と食事を済ませて、体力の続く限り勉強。
24:00までには就寝目標。実際には24:00すぎて寝ることも多かったです。
の繰り返しでした。
■6年から他塾+個別の併用を開始しました
浜学園の算国理+最レを全部受講しても、毎日2コマ×5=10コマ分の拘束にはなりません。それでも、ぼんず君の予定は毎日17:00~夜遅くまで塾で過ごしました。
その理由は、他塾の併用を始めたからです。他塾と言っても、別の大手進学塾を併用したのではありません。講義形式の授業をさらに別の塾で受ける意味はあまりないと考えました。
具体的な名前は書けませんが、算数は少人数での難問対策、過去問指導が受けられる塾に、理科は難問と応用の指導を受けられる塾に2月から通い始めました。(申し訳ありません。「教えてください」のメッセージをいただいても返信できません。)
理科はマスターのテキストを見るかぎり、これだけでは難問や入試問題が解けるようにはならないと判断しました。最レ理科はテキストと講義内容を確認しましたが、これでもぼんず君の弱点を埋められないと思いました。
力学、化学、電気などの難しい計算問題は、補講塾(とここでは呼びます)の指導がなければ、7月からの志望校別特訓で途方に暮れていたと思います。
■算数は補講塾で難問対策を開始
算数の難問対策も私の力はもう無理だなと判断し、補講塾にお願いすることにしました。こちらも2月からの開始です。週に2回授業を受けたとして、1回で20問の難問の講義を受けたとして、週に40問、1カ月で160問の難問を塾で解きます。
人数が少ないのでさぼれないですし、答えを出すだけではなく、答えを導き出すまでの過程を重視する塾でした。もっと早くからこういう場所に連れていくべきだったと反省しました。
問題の選び方も、2月のスタート時期は難関中の入試問題相当から解き始めて、その難易度が少しずつ上がっていくこと、問題の選定がよいと感じられたので、通うことに決めました。入試直前までお世話になりました。
算数の入試対策は補講塾+志望校別特訓を軸にして進めました。ミッドナイト特訓は参加しませんでした。夜中に迎えにいく手段がなかったことと、疑問点や解法などをマンツーマンに近い指導を希望したからです。
■国語の個別は7月から利用開始
算数と理科はGW前後から志望校の古い過去問を解き始めることができましたが、国語は夏になってもどうしたらよいか分からず、途方にくれました。
7月から記述対策と過去問対策のために国語の個別に通い始めました。7月の時点で平日の予定はパツパツに詰まっており、土曜日しか空いてなかったのですが、土曜日の1枠に入れてもらうことができました。
小学校が振替休日の平日、祝日、平日早帰りの時など、先生の予定とぼんず君の空き状況が合えば、すぐに追加の予約を入れました。
■補講塾は本当は頼らない方がよいです
ほかのお子様がどうやって勉強されたのか正直よく分かりませんが、全員の方が個別や家庭教師などを活用されていたわけではないと思います。一定数の方は利用していたと思います。
それは個別塾だけでも浜学園のお子様とお会いする場面が多かったからです。補講塾は6年生の似たような志望校の方ばかりの男子クラスでしたが、全員が大手進学塾と併用されていました。
塾のマスターコース+最レ算数と最レ理科を完全に理解し、日曜志望校別特訓の1組か2組までに在籍できれば、必ずしも外部の力を借りる必要はないと思います。
わが家の場合は、ぼんず君は理解するまでにかかる時間が長い、マイペース、嫌なことから逃げがち、という性格のため、あれだけの難しい問題を扱う6年生の算数と理科は少人数の補講塾で下固めを作った上で、志望校別特訓に送り込むのがよいと考えました。
補講塾は算数、理科ともに非常に満足のいく授業でしたが、集団授業で理解できない場合は補講塾に頼ればいい、というぼんず君の甘えが見られるようになりました。
費用面での負担も6年生で倍増しました。倍ではなくて数倍増です。年間でかかる費用の概算を出し、なんとかなると判断して追加サービスを利用しましたが、ちょっと考えられないようなぜいたくな総額となりました。
■2月から志望校別特訓を始める他塾も検討しました
2月から出題傾向に極めて近い内容の志望校別特訓を始める他塾の受講も検討しました。実際にテキストを拝見して、先生ともお話をして、授業の見学もしました。
結論は、テキストは欲しいですが、集団講義は不要、と判断しました。国語のテキストは非常に良質で、心の底から譲ってほしいと思いましたが、入塾しなかったので、テキストの入手はできませんでした。
2月の時点でかなり仕上がっているお子様であれば、2月から開始される他塾の志望校別特訓だけを受講される選択肢もあります。その際は途中で辞めることも念頭に置いて、できるだけ先のテキストを先取り学習したいなどの理由で購入しておくとよいと思います。
■6年生の勉強量は異次元の世界
6年生の2月時点では、夏からの勉強量がここまで多いとは思ってもいませんでした。最難関校が志望校であれば、保護者様が全科目教えるのはプロ講師でもない限り無理です。
わが家は塾の先生に加えて、複数の外部の先生のお力をお借りし、さらに保護者の私も全ての時間を使ってぼんず君を支え続けました。これだけの大人の力がないと合格できないくらいにギリギリの学力だったということです。
ぼんず君の性格は、進学塾の集団授業+補講塾のサポートが非常に合っていたと思います。ぼんず君と合う塾を見つけられたのでよかったですが、すべての方がうまくいくかどうかは分かりません。
補講塾や個別塾(+家庭教師:あまりおすすめはできません。理由は過去の記事をご参照ください。)を使って受験期を乗り越えようとお考えの5年生の保護者様は、そろそろ先生を探し始める時期です。
コメント
いつも参考にさせていただいてます。
ありがとうござます
ところで、ぼんずくんは浜学園の6年最レ算数は受講しなかったと以前の記事にありましたが、他塾さんの最レ算数ですか?
こんばんは。コメントありがとうございます。
ご指摘ありがとうございます。記事の文章も修正しました。
6年最レは以前に書いた通りです。当初申し込みをしてテキスト一式を購入しましたが、
結局受講しませんでした。テキストはまっさらのままで受験が終了しました。