関西統一入試本番です☆お子様を成功に導くための3つの心がけ

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小6受験生対応

■今日から3日間、体力消耗します

1月16日、関西地区の中学入試本番である関西統一入試の日になりました。

この日を無事に迎えられた保護者様は、不安でいっぱいでしょうが、同時に「ほっとした」「やっとここまでたどり着いた。」という気持ちだと思います。

今日までの長年に渡るお子様のサポート、本当にお疲れ様でした。

万感の思いで涙が出そうになるかもしれませんが、泣くのはまだ早いです。 今日からの連日の試験と、あちこちの試験会場への移動、試験終了後のお子様サポートが続きます。

3日間の移動生活は、思った以上に相当に疲れます。 保護者控室に座っているだけでもしんどいものです。

宿泊組は荷物もあるのでなおのことです。宅配便やコインロッカーを駆使して体への負担を少しでも軽くしてください。

■保護者様の落ち着きがお子様にプラスに働きます

早いご家庭は、今朝もう親子で自宅を出発されているかもしれません。

早朝のミニ講義も早くから始まります。浜学園は統一入試日初日は、最難関中学校の近くの教室で早朝ミニ講義があるところが多いです。

受験票は確認されましたでしょうか。万一忘れた場合は、パニックにならず、落ち着いて塾の先生に相談してください。

塾に受験番号を届けている場合は、塾から中学校に連絡・相談してもらいます。

忘れ物に限らず、保護者様が落ち着いていればお子様も落ち着きます。慌てないで時間に余裕を持って行動する姿勢は、お子様を合格に導きます。

■試験期間中にしてはいけないこと三か条

本日の関西統一入試初日をピークに、数日間に渡って連続して受験されるお子様が多いと思います。

今日から3日間ほどの間、避けた方がよいことがあります。

1つは、終わった試験の出来を質問しないです。

2つ目は、決してお子様を叱らないことです。

最後の3つ目は、困った時は保護者様一人で何とかしないことです。まず、塾に相談してください。

お子様は試験期間中に予想できないような失敗やおかしな行動を取るかもしれません。愛用の筆記用具一式が入った筆箱を自宅に忘れてきた、などです。

いいじゃないですか。予備をもう一式持たせていれば何の問題もありません。私はさらに自分が普段使用する筆箱もカバンに入れていました。

ぼんず君は、前受け受験で筆箱を2セットとも自宅に忘れてきました。カバンの中をいつまでもガサガサし続ける時点で忘れ物をしていることは丸分かりです。普段の私であれば怒り爆発でしょうが、私の筆箱を黙って渡せばそれで解決でした。

試験会場で勉強する本を自宅に忘れてきた。大丈夫です。すべての本を忘れてきたならかなりの困ったさんですが、1冊、2冊を忘れたのであれば、持ち物が多すぎるから神様が置いていけと言ってくれたんだよ。と言って、お子様を安心させてあげてください。

試験期間中は不安なこともあり、お子様の久々に純粋な様子が見れるかもしれません。少々の口から出まかせなことを言っても、保護者様が言うなら「そうなんだ。今持っている本を試験会場で読もうと神様が言ってくれたんだ」と思い込みます。

■試験終了後に門から出てくるお子様をご想像ください

試験が終われば、くたくたな様子で門からお子様が出てきます。これまでに経験した前受け校の受験とは異なり、本日の入試は合格したら入学したい中学校を選ばれているはずです。

本気度も緊張感も今までに経験したことのないものだったと思います。一部の神童なお子様を除いて、試験の出来は分かりません。分かっているのは難しかったことと、疲れたことだけです。

試験終了後、門から泣きべそで出てくるかもしれません。「もう、次の学校の試験は受けない」と言い出すかもしれません。

そんな時、どう対応すればいいでしょうか。

お子様をなだめて、2日受験校であれば午後からの塾特訓に連れていくしかありません。2日受験校では初日の出来が悪いと思ったお子様が「2日目は受けない」と言い出すケースが毎年あるそうです。こうなってしまうと保護者様では手が付けられないかもしれません。

私なら「分かった。まずはご飯を食べて、それから今の気持ちを(塾の)先生に伝えに行こうか」と子どもに話します。これで午後特訓の会場に向かえます。

移動中の駅のトイレか昼食を取るお店で、子どもから離れて速攻で塾に電話します。塾に着いたら先生にいったんお任せして、子どもが落ち着くまで廊下で待機です。「大丈夫ですよ」と合図をいただいても、念のために塾が終わる時間に迎えに行きます。

午後特訓のない1日受験校の試験終了後からお子様の様子に不安を感じられる時も、まずは塾に電話です。コースの先生がどなたか1名以上は待機されています。全員不在の時は伝言を残せばお電話いただけます。電話で先生に声をかけてもらうだけでも、お子様は随分落ち着くと思います。

保護者様一人で何でも抱え込まず、困った時は遠慮なく誰かに頼っていいのです。大丈夫です。

■お子様の6年間の人生が決まる時です

今日からの3日間で、最難関中学校志望のお子様の多くは、進学先が決定します。

4月から6年間を過ごす中学・高校が、このたった3日間で決まると考えると、3日間の重みと大切さが実感できると思います。

お子様が長い間の塾通いで培われた持てる力を最大限に発揮できるようにそばでサポートできるのは、保護者様だけです。

親バカでもいい。教育ママでもいい。見栄で中学校を選んでいると言われてもいい。お子様の幸せと将来を考えて、中学受験をしようと決められた保護者様の決断は正しかったと、数か月から数年後には実感できます。

試験開始後は、保護者様は祈ることしかできません。私は無神論者ですが、祈りは通じると思います。まずは、今日1日を無事に過ごせますように。門から出てきたお子様への笑顔をお忘れなく! 私も朝から応援しています。

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