2022年の大学入試結果からも関西圏での医学部人気は続いていることが分かります。イチ保護者としても気になるところで、国公立大学医学部の二次試験科目や共通テストの配点割合(傾斜配点)、面接の有無などをまとめて確認できる方法がないかなと探していたところ、非常にわかりやすい本を見つけました。本日はこちらの本をご紹介します。
河合塾グループの医系専門予備校メディカルラボが編集した本です。私が知りたかった情報に加えて、気が付かなかった情報もまとめられており、役立つ内容です。情報は、私立、国立、公立の3つに分かれて掲載されています。我が家は国立と公立のページだけをチェックしますが、私立の分量が全体の半分を占めています。「これは役立つな」と思った項目を箇条書きでご紹介します。
■国公立大学医学部全般
- 2段階選抜の有無と実施基準
- 地域枠入試実施大学
- 配点割合
- 入試問題分類
- 共通テスト目標得点率
- 学校推薦型選抜実施大学
- 総合型選抜実施大学
■大学別のデータ
- 志願者数、受験者数、合格者数、倍率、入学者
- 合格最低点と最高点
- 面接の評価ポイント
書籍の項目をまとめながら、知らない入試制度がたくさんあることに気が付きました。大学入試といえば、共通テストと二次試験の結果で勝負する一般入試しか私が受けたことがなかったことから、それ以外の受験制度を考えたことがなかったのです。
推薦で合格するのは後ろめたい印象を持っていましたが、調べてみると全くそんなことはなくて、入試制度として定員枠が広がりつつあること、医学部でも導入されていることが分かりました。京都大学医学部や大阪大学医学部でも学校推薦型選抜が実施されていることに本当に驚きました。用語を改めて整理します。用語の解説はスタディサプリの公式サイトを参考にしました。
学校推薦型選抜
出身高校の推薦書が必要で、評定平均など学校成績の基準を満たす必要があります。専願扱いで学校に推薦してもらうため、合格したら必ず入学しなければなりません。
総合型選抜
高校の推薦書は不要で、志願者が自分で出願できる公募推薦。専願扱いであり、合格したら必ず入学しなければならないことは学校推薦型選抜と同様です。したがって、学校推薦型選抜と総合型選抜を同時に出願することはできないということです。
地域枠
大学卒業後、一定期間地方自治体や大学から指定された地域で医師として従事することが出願条件になっています。また、出願時に保護者が大学所在都道府県に3年以上前から居住していること、生徒が大学所在都道府県にある高校に在籍していることを条件とする大学もあります。
書籍「医学部最新情報」ではこのような細かい情報が項目ごと、大学ごとに整理されています。
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