小6保護者様☆中学校での入試説明会で聞ける重要な2つの情報はコレ

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6年の勉強

今日から9月です。そして9月1日は第1日曜日=日曜志望校別特訓の1回目です。教室でクラス分けの貼り出しを見て、「1組だ。イェーイ!」「2組だわ…」などと男子は声を出しながら教室に入るお子様が多いです。

ここから先は、1つでも上のクラスに所属することが合格の最短コースになります。毎回の復習テスト全部を本番と思って、本気で受ける意識を持つように、お子様を盛り上げてあげてください。

9月に入ると、いよいよ保護者様も忙しくなります。入試説明会が9月から11月の間に一気に開催されるからです。

入試説明会には2種類あります。

  1. 塾が主催の説明会
  2. 中学校が主催の説明会、です。

■塾主催の説明会は志望校ごとに1度参加すれば十分

塾の入試説明会は平日の午前中に開催されることが多いです。理由はおそらく、中学校が開催する入試説明会は土日開催が多く、これと被らないようにするためです。

塾主催の説明会ですが、中学校から教頭先生や広報担当の先生がお越しになり、パワーポイントなどで学校説明をしてくださいます。

私は浜学園主催の入試説明会だけでなく、他塾主催の入試説明会にも参加しましたが、中学校の先生がお話になる内容は、どこの塾主催の説明会でもほとんど同じでした。したがって、塾主催の説明会はご希望の中学校に対して1回だけどこかで参加すれば十分です。

■中学校での説明会で「出題傾向」の説明があることも

中学校の先生方は、塾主催の説明会では最も重要な情報はあまり詳細にはお話しされない印象を受けました。大切な情報は、やはり中学校で開催する入試説明会でお話になるのだと思います。

中学校で開催される入試説明会で、必ず確認していただきたい情報が2つあります。

1つは、入学試験の出題傾向です。

中学校や年度にもよりますが、かなり具体的なお話をされるところもあります。入試説明会の時間の半分以上を出題傾向の説明に割く中学校もあります。いちばん長い中学校で、科目ごとに説明される先生が変わり、延べ1時間以上を出題傾向の話に使われました。

非常に重要な情報を、早口で、短い時間で説明されます。その内容ゆえに学校側が印刷物で配布するのは難しいことから、口頭での伝達です。メモを取るのが苦手な保護者様はICレコーダーなどで録音しつつも、メモ取りもがんばってください。

■出題傾向=中学校が望む生徒像

中学校の出題傾向を説明する内容から、学校が考える人の育て方が見えてきます。

ある程度出来上がった状態で生徒が入学してくることを当然とみなし、そこからさらに高みを目指す学校

入学試験で学校が設ける基準をクリアできた生徒を、学校のやり方でぐいぐい指導していく学校

学校の考え方とお子様の気質の相性を確認する最大の機会です。

学校との相性は、偏差値では測れませんが、実はいちばん大切な志望校選定基準だと思います。

■欠席日数の説明があれば、上限を超えないようにする

2つ目の重要な情報は、

小学校の欠席日数上限

です。これについては全く触れない中学校と、はっきりと日数を伝えてくれる中学校の2つに分かれました。私が入試説明会に出席した中学校はすべて関西地区の学校です。

日数をはっきり伝える中学校は、6年生が秋以降に小学校を休んで勉強する時間を増やしたいと思うような超難関校が多かったです。

中学校がわざわざ「6年生で〇日以上の欠席日数がある場合は、こちらからお電話で事情をお伺いします」と事前に伝達される以上、日数管理を気を付けなければなりません

インフルエンザのような出席停止になる病気は欠席扱いになりませんので、中学校が意図する「欠席」は、小学校を休んで塾の勉強をすることを暗示しています。

欠席日数を確認されることが多い学年は、5年と6年です。中学校によりますが、

  • 5年と6年の2年間での欠席日数合計
  • 6年の1年間での欠席日数

のいずれかで基準が設定されます。理由を書く欄もありますので「骨折による入院」などと具体的な理由を記載し、場合によっては入院が証明できる資料を用意しておくと万全です。

欠席理由を確認する必要があると中学校が判断した場合、お電話で問い合わせしますと説明された学校が多かったです。

規定以上の欠席日数が理由で、願書を提出したものの、入学試験を受けられなかった事例は毎年あります。

■志望校での説明会は最優先で出席する

中学校で開催される進学説明会では、大手塾でさえ把握していない貴重な出題傾向の話が聞けるかもしれません。この情報は現地での説明会に出席しないと入手できないものです。

第3志望校までの中学校での進学説明会は、最優先で出席されることをぜひともおすすめします。

参加者は皆、自分のお子様を合格させるためにわざわざ出席しています。合格に直結する情報を欠席した人に教えてくれることを期待しない方がよいです。

どうしても出席できない場合は、祖父母でも誰でもいいので、信頼できる大人に代理で出席してもらうのがよいです。メモ取りは期待しないで、ICレコーダー+スマホの二重録音をしてもらえば安心です。

時間に余裕のある保護者様は、早い学年のうちから進学説明会に出席して、説明内容と実際の入試問題を比較すると面白いですよ。

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