今年の6年生は夏休み開始までに学力の完成が必要な理由

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(6年)オープン・冠模試

7月になりました。今年は強い雨の日が多いような気がします。教科書やテキストが水びたしにならないよう、本をビニル袋に入れて保護しておくと安心です。

7月からはそのビニル袋が有料化されたり、6月末まで特定の店舗で付与されていた消費税5%還元が終了するなどの生活面で変化がありましたが、時間は刻々と過ぎていきます。

6年生以外のお子様は、第2日曜日の公開学力テストに向けてそろそろ総復習を始める時期です。総復習のやり方をご紹介した記事があります。

6年生は公開学力テストの総復習よりも他のことに時間を割くべきです。ただし、志望校別特訓の資格偏差値にまだ届いていない方や夏期講習のクラス編成に自信がない方は、7月の復習テスト公開学力テストでぜひとも良成績を狙ってください。

総復習をすることは受験対策の基本であり、無駄にはなりません。復習テストも公開学力テストも本番の試験と思って、真剣に受験する気持ちが大切です。がんばってください。

6年生で希望する志望校別特訓の資格偏差値が得られているお子様は、塾の指示を待つことなく応用学習を始めても構わないのです。

具体的には、志望校の過去問を解き始めても構わないという意味です。最難関七校については算数と理科の20年本が発売されています。余力のある方は20年分の過去問をぜひ解き始めてください。

直近5~6年分は10月以降に解く方がよいので、古い年度から解き始めるのが鉄則です。他の科目も古い過去問が入手できればできるだけ多くの年度を解くことをおすすめします。

過去問をいつから解くのがよいか、何年分解くのがよいか、解き終えた過去問の保存方法についてまとめた記事があります。

20年本のいちばん古い年の過去問を解いてみて、「全然解けない」「歯が立たない」と感じられた場合は、無理して解き進める必要はありません。7月時点でスラスラ解ける方は少数派です。夏休みに入った時点でもう一度解いてみて、「これなら解けそう」と感触が変わった場合は続けて解き進めればよいです。9月に入った時点で本格的に解き進められるように基礎固めと応用力強化をがんばってください。

普段の学習内容と実際の入試問題とで難易度に最も差があるのは算数です。6年生の公開学力テストでいちばん難しくなったと感じられる科目も算数だと思います。

超最難関中の算数の問題は、解けるお子様と解けないお子様が真っ二つに分かれます。7月の時点で解けないお子様は、これから夏休みの猛勉強で解けるようにならなければなりません。

ただ、今年の夏休みは例年よりも非常に短いです。例年の6年生は「塾に住んでいる」と言っても違和感がないくらいに1日の大半を塾で過ごして1カ月以上猛勉強を続けますが、今年はそれができません。すでに学力が完成している上位層はこのままさらに突き進むだけですが、問題はボーダーライン付近の成績のお子様です。

例年であれば7月25日までには夏休みに入って、ここから1カ月以上猛勉強ができますが、今年の夏休みは大阪市の公立小学校の場合は8月9日から23日までの2週間だけです。例年のような長時間講義&大量演習をこなすことができません。 

夏休みが短いために夏に集中学習ができないけど、夏にがんばって大量の勉強をしたい時、どうすればいいでしょうか。小学校を休むことはできません。中学校ごとに定められた欠席日数の上限がありますが、一般的には年間で10日以下に抑える必要があります。

時間の量を増やすことができない以上、どこかで時間を作るしかありません。オーソドックスなやり方は、1週間の予定表を作って、小学校、通塾、自宅での塾用の学習時間、入浴、食事、睡眠など削ることができない時間を表に入れて、空いた時間がどれくらい取れるかを確認してください。

1週間の予定表のひな型がダウンロードできるリンク先をご紹介します。

小学校がある平日であれば余分に取れる時間は最大で1時間まででしょう。土曜日に通塾がない場合は午後から寝るまでの間で8時間は取れます。日曜日は公開学力テストの日は半日取れますが、〇〇中猛特訓などに参加する場合は、1~2時間しか取れません。志望校別特訓の日も同様で1~2時間です。

予定表は1週間分で用紙1枚、できるだけ緻密な予定を立ててください。8月7日までの期間で余分に取れた時間は予定表に赤枠で囲んで、赤枠の時間が1週間で何時間あるかを予定表の枠外に書いておくとよいです。夏休みになるまでの間で、この赤枠の時間を多く作ったお子様は非常に有利になります。

きちんと表を作成していただければわかりますが、赤枠の時間は思ったよりも確保できません。8月7日までの間で無理をして名一杯詰め込んでも40~50時間まででしょう。この時間は例年の6年生が塾で終日猛特訓を受ける量の1週間分です。

6年生はもう家でぼーっとする時間はありません。ゼロです。休校期間に時間を有意義に活用できなかった6年生は、今日から夏休みになるまでの間で挽回しなければなりません。

赤枠の時間の使い方ですが、すでに過去問が解ける学力のあるお子様は、

の二本立てで勉強を進めてください。志望校別特訓のテキストをこなす以外の時間は全部過去問解きでよいくらいです。私に言われるまでもなく、1時間空き時間があれば1科目の過去問を解いていらっしゃると思います。直近6年分は手をつけないで、それ以外の年度すべてを解き終える勢いでがんばって進めてください。

まだ過去問が解けないお子様は、総復習をすることで学力の底上げを目指します。学力底上げのおすすめ学習方法は過去の記事でご紹介したことがあります。この記事をご参考いただいて、底上げの必要な科目順に勉強を進めてください。

7月になったら、あっという間に夏休みがきます。今年は夏休みの開始とオープン模試の実施がほぼ同時期です。浜学園の灘中オープンは8月15、16日です。もう1カ月と少ししかありません。超最難関校を目指す場合、8月のオープン模試でAまたはB判定を狙う必要があります。今年のスケジュールは変則的なために7月末までにある程度学力を完成させなければなりません。

今年の受験生は夏の追い込みができない分、受験対策に充てる時間が足りません。焦る必要はありませんが、使える時間がどれだけあるかを正確に把握する必要があります。また、時間不足であることをお子様に自覚してもらうことも必要です。できるだけ早く1週間単位の予定表を作っていただきたいです。

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