休校期間に偏差値を上げる勉強方法(公開学力テスト対策編)

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公開学力テスト対策
イラスト:麦さん

■4年生学習方法の回答続きです

 本日は、昨日の続きで学習方法のご相談(小4偏差値50から60、できれば65まで上げる学習方法)に対する回答としての公開学力テスト対策です。

浜学園の場合は、毎月の成績やクラス替えの基準となる成績は復習テストと公開学力テストの点数であり、この2つのテストで安定して高得点が取れれば自然と成績は上がっていきます。

復習テスト対策の学習方法は昨日の記事でまとめました。回答内容を手短にまとめると、復習テストの範囲は1週間単位の単元だけであり、範囲が狭いことから、6年生以外は高得点を取ることは難しくないこと。

宿題を終わらせるとは、ただ単に浜ノートに1回宿題を書いて(あえて「解く」と言いません)終わりではなく、宿題と同じ出題形式の問題が出てもその解き方がすぐに浮かんでくるくらいに、宿題をやり込む必要があることです。

宿題のやり込み方やお子様が単元内容を理解してるかどうかの判断方法は、昨日の記事でご紹介しました。

本日は、浜学園のマスターコースの成績を決める二本柱のもう1つである、公開学力テスト対策の学習方法についてまとめます。

■公開学力テストで得点できない原因

浜学園の公開学力テストの出題は、各学年で2月から学んだすべての内容です。ただし、学年が上がったばかりの時期の公開学力テスト(2月、3月など)は、前学年の内容も若干出題されます。

4月、5月と新学年で学んだ内容が増えるにつれて、2月以降に授業で教わった範囲から出題される割合が増えてきます。毎週の復習テスト対策がきちんとできていれば、その積み重ねで公開学力テストで出題される問題も解けるはずですが、なかなかうまくいきません。

復習テストは得点できるものの、公開学力テストの偏差値が上がらないお子様は少なくありません。公開学力テストの成績が思うように上がらない原因の1つは、おそらく復習テスト後にその単元の復習をしておらず、せっかく覚えた内容を忘れてしまったことがあります。

復習テストで高得点が取れても、それから一度も見直しや復習をしなければ、1カ月もしないうちに同じ問題は解けなくなります。試しに3月や4月の復習テストをお子様に解かせてみると分かります。

公開学力テスト対策でいちばん効果的なことは、2月以降にマスターの授業で習った内容を定期的に復習することです。

■毎月の総復習をおすすめします

復習の仕方や復習の頻度は、お子様やご家庭ごとにやり方はいろいろあると思います。

我が家の場合は、毎月20~25日頃から翌月の公開学力テスト対策を始めました。約2週間かけてこれまでのマスター学習内容をざーっと総復習しました。

使った教材は、復習テストとマスターの教科書です。

復習テストは何度も解き直すことを考えて、答案返却後に書き込みを丁寧に消しゴムで消して、問題、答案、解説をセットにして科目ごとに保存しました。解答がなくなると非常に困るので、塾から帰宅後は即ぼんず君から返却答案一式を回収しました。

親が「やりなさい」と連発するだけでは説得力がないので、私は浜学園の教材とテスト類はすべて自分も解ける状態にしました。どの問題を質問されても即答できる状態にして、個別を使わずにできる限りがんばろうと思ったからです。

テストはB4のファイルに科目ごとに綴じると使いやすいです。「4年理科」「4年算数」など1冊のファイルに1年分のテストが収まります。

休校中は朝から十分な時間がありますので、保護者様が監督できるのであれば、No.1から順番に時間を計って復習テストを解きます。4月末までならNo.12前後まで進んでいるでしょうか?休校中であれば毎日2単元×2科目(算数と理科+最レ受講の場合は3科目)以上は解けるはずです。

できなかった問題の扱いは、復習テスト対策の時と同様です。

■分からない問題へのフォローが重要です

テスト答案が白紙の場合は解き方の解説をしてあげないと、いつまでたっても解けるようにはなりません。白紙の問題や間違えた問題に対するフォローの仕方として、流れの一例を挙げます。

  1. 間違えた問題の考え方や解き方を解説をします。
  2. テキストや問題集から間違えた問題の類題を探します。
  3. 類題を何問か解かせながら、お子様の理解度を確認します。理解していなければ1に戻ります。
  4. 解き方の丸暗記ではなく、解き方の過程が理解できたと思えた時点で、再度解けなかった復習テストの問題を解かせてみます。
  5. 解ければOK、解けない時は1に戻ります。
  6. 解けなかった問題には復習テストに日付と記号(×など)を書き込んで付箋を付けます。1週間後に付箋問題をもう一度解いてもらいます。
  7. 付箋問題は毎月の公開学力テスト対策時に解いてもらいます。半年も続ければスラスラ解けるようになります。

1問1問、気の遠くなるような作業と指導が続きます。お子様も大変ですが、指導する保護者様もしんどいです。

解けないお子様はかんしゃくを起こしたり、投げ出したり、逃げ出すかもしれません。ここで怒ったり、無理やりさせると、勉強のキライな子になってしまいます。

ここからは保護者様の腕の見せ所です。同じ間違いを何度も繰り返すお子様に対して腹を立てずに、淡々と解き方の解説を続けられるか。ぱしっと正解できれば褒めて、勉強ができると楽しい、正解できると嬉しいという気持ちをお子様が感じてくれれば大成功です。

何度解説をしてもお子様が同じような問題を間違える場合は、お子様の理解度と同時に保護者様の解説に仕方も工夫が必要ではないかと考えなければなりません。

教え方、解説の仕方の見本に、オンライン授業があります。塾の先生は当たり前ですが解説が非常に上手です。映像動画は非常に参考になります。私はぼんず君中学入学後も「スタディサプリ」や東進の動画を見て、学年に応じた説明の仕方を参考にしています。

■偏差値58前後で壁に当たります

小4であれば、自宅フォローであるレベルまではお子様の成績を上昇させることが可能です。

休校期間中、No.1から直近までのすべての復習テストを通して解き直すことと、間違えた問題のフォローを1問ずつ根気強く続けてみてください。

この総復習を少なくとも3カ月間続けてみてください。偏差値55は確実に超えるはずです。偏差値57~58までは毎月の反復学習で達成することができますが、偏差値60を超えることはなかなか難しいです。このあたりの成績で壁に当たる可能性が大きいです。

偏差値55と偏差値60の間の壁は高いです。浜学園のクラスで言えばSクラスとVクラスの違いがあります。55から60を目指すにはもう一工夫が必要です。

60から65を目指すには反復学習プラスとは全く別の学習方法が必須です。入試問題レベルを解説できる保護者様か外注の先生による個別指導が必要となります。お子様の資質(とりわけ算数のひらめきと集中力、持続力、そして体力)も重要です。

まずは50から55を目指していただきたいです。その上で、一段ずつセメントを塗りながら慎重にブロックを積み上げるように上を目指すことが、一見ゆっくりに感じられても確実な方法だと思います。

成績を短期間で下げることは簡単ですが、短期間で急激に上げることは無理です。ばらつきのある成績は実力ではなくて「まぐれ」であり、安定した成績が志望校判定時にもっとも重視されます。

復習テストとテキストの総復習が効果があるのは算数と理科で、国語は通用しません。国語の学習方法は少し独特なので、機会があれば別の場でご紹介します。

社会は復習テスト中心よりは、テキスト中心の総復習が短時間でできるのでおすすめです。社会の勉強は短時間、効率的に行い、算数に多くの時間を割いていただきたいです。

■偏差値を上げる学習方法のまとめ

毎日の復習テスト対策は、宿題の全問題を完全に理解するところから始めてください。全問自信を持って解き方を理解できたという状態に1週間で仕上げる必要があります。その上で復習テスト解きをしてください。

すべての科目で目標得点が取れることを目指してください。まずは1カ月間続けてみてください。

並行して行う公開学力テスト対策は、No.1から直近までのすべての復習テストを解き直すところから始めてください。まずは1カ月間でNo.1から全部の復習テストの解き直しを終えてください。

国語は別対策が必要です。個々のお子様でできる/できない箇所が違いすぎるので、記事でまとめるのは難しいですが、まとめられれば記事で公開します。

以上で、ご質問に対する回答は終わりです。

鍵となるのは、保護者様がお子様の学習フォローにどれだけ時間が割けるかとどれだけ我慢強く対応できるかです。怒りの感情をコントロールして、淡々と計画通りに進めることと、お子様のご機嫌取りとまでは言いませんが、勉強楽しいなと思わせる小技が必要です。

科目別の学習方法(算数、理科、国語)や細かい注意点などは、順次更新する予定です。「やってみました!」「しんどかった…」などのご感想をお待ちしています。

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