会社でお仕事をされている方の多くは、本日から年末年始休暇です。今年1年のお仕事お疲れ様でした。お仕事をされているとまとまった時間が取れないと思いますので、この休暇期間中に受験グッズのご準備・ご購入をおすすめします。
まもなく受験を控えるお子様にあると便利なグッズ、我が家が受験前に用意した物や準備したことの一部をご紹介します。
今年は暖冬ですが、年末から寒波が押し寄せるようです。統一入試日以降は例年通り寒くなる可能性があります。教材以外で我が家が用意した物をいくつかご紹介します。
■衣類関連
●格好悪くてもいいから分厚いズボン
ユニクロの暖パン、おすすめです。昔の暖パンよりも洗練されたデザインになりました。表面に防水スプレーをしっかりかけておくと安心です。靴やカバンにも防水スプレーをお忘れなく!
●カイロ
体に貼れるものとポケットに入れられるタイプの両方あると安心です。我が家は面倒なので、貼るタイプだけで乗り切りました。)
●ミズノのブレスサーモ
(汗をかいても寒くならない機能性下着&タイツ:女子用の上、女子用の下、男子用の上、男子用の下)
●予備の靴下
(雨の日のみ。万一濡れた場合に教室で履き替える用です)
ユニクロのヒートテックは暖かいですが、汗を吸収、発汗させる機能が低く、寒空から暖房の効いた試験会場に入って汗をかくと、皮膚と肌着の間の汗がそのまま残って体を冷やします。 冬山登山でヒートテックの着用を避けるよう言われる理由はこれです。
ミズノのブレスサーモは、汗を吸収して発熱させる機能性下着で、私が長年愛用していることから(山登りなどで)、統一入試日からぼんず君にも着用させました。
トレーナーは重くて肩が凝ると言われて、ブレスサーモの下着と長袖シャツを着せると「軽くて楽」と言ってました(今年の冬も親子でブレスサーモ着ています)。ブレスサーモ下着&ブレスサーモ長袖シャツは冷え性であれば快適ですが、そうでない場合は暑いかもしれません。
小物もあります。タイツが苦手な女子のお子様には腹巻き(もっと嫌がりますかね…。私はブレスサーモのタイツが苦手で、腹巻や腹巻付きパンツを愛用しています)
小学生は特に平熱が高く、当日朝のシュプレコールで白熱して、汗をかきます。長袖&タイツと合わせて着せておくと、汗をかいても暖かいままで安心です。試験会場で脱ぎ着をして調整することが難しそうなお子様に、ぜひ着せてあげてください。
保護者控室が体育館などで寒い中待機する必要がある場合は、保護者様にもぜひおすすめします。難点は生地の伸縮性が非常に小さいことです。ヒートテックのようにグーンと伸びません。
■文房具&小物
◎筆箱2セット
なぜ筆箱2セットを用意するかの理由を書きます。進学説明会でも話があったかもしれませんが、万一、試験中に筆箱の中身を「ダーーッ」とこぼしてしまった際の予備です。
そして、お子様に予備筆箱の説明をしてあげてください。
「試験中に筆箱をひっくり返して中身をこぼしたり、消しゴムや鉛筆、シャープペンシルなどを落としても拾わなくていいよ。予備の消しゴムを使えばいいから。拾う時間や、落としたことを気にする時間がもったいないから、何も気にしないで試験に集中して。」
気の利く試験監督であれば、落とした筆記用具を拾ってくれるかもしれませんが、期待しません。手を挙げて試験監督を呼ぶ必要もありません。消しゴムやシャープペンシルの値段と、これまで何年も勉強してきた苦労や時間を比べるまでもありません。
試験終了後に拾えばいいだけです。見つからなくても構わないよ、と伝えてあげてください。探す時間よりも、次の試験科目の勉強をする方がずっと大切です。我が家は、自立式の筆箱(ネオクリッツ)をサブに、取り出しやすい筆箱(ペントレイ型)をメインにして、2つ持たせました。
■2mm芯のシャープペンがおすすめです
したがって、オレンズネオのような高級シャープペンは持っていかない方が良いです。我が家は、持った感触が鉛筆と似ている太芯の木軸シャープペンを愛用しました。
これは芯の太さが鉛筆と同様の2mmで、書きながら芯が折れる心配がありません。集中力が途切れないのでとてもおすすめです。新しい芯をセットしておけば、試験終了まで芯を替える必要はありません。難点は木軸の耐久性が低いことです。
数か月で木軸にひびが入るため、中学入学後は三菱のユニホルダ2mmを使うことが多くなりました。
これらの太芯シャープペンは安価です。各筆箱に2本ずつセットして計4本用意すれば事足ります。
通常の0.5mm芯シャープペンをお使いのお子様は、試験前日に保護者様が長い芯がセットされている状態にしてあげてください。試験中に芯が切れて、カチカチさせる時間がもったいないです。
念のため、1つの筆箱には芯確認済のシャープペンを3本以上、消しゴム2個、指定があればコンパスや定規も入れてください。
■耳栓
周りの音を気にされるお子様にはぜひおすすめします。ぼんず君は3Mの耳栓を愛用していました。お値段も安く、紛失しても気になりません。使用前に耳の奥まで入れる練習をした方がよいです。
周りの音はびっくりするほど遮断できます。自分の心臓音と呼吸音しか聞こえません。集中できます。
(2021/01/09追記:試験中に耳栓の使用を禁止する学校があるようです。耳栓ご購入前に受験される中学校の入試要項をご確認いただけますでしょうか。)
■糖分補給
試験会場にチョコレートや飴の持参が認められていない学校があることから(詳細は受験校にご確認をお願いします)私がおすすめしたいのは、ぶどう糖です。ボトル入りの製品もありますが、粉々になりやすい性質であることと食べやすさから、個包装の製品をおすすめします。
試験の前、休憩時間、昼食時などに1粒補給していただきたいです。溶けやすい材質で、10分ほどで効果が感じられます(個人差あり)。味は、ぼんず君に言わせると「まあまあ美味しい」とのことです。
■統一入試日からの行動シミュレーションを!
準備することとしては、進学説明会でも言われたとおりに、統一入試日からの動きのシミュレーション表を作ることはとても大切です。
私は、塾で配られたB4版の予定表をA4サイズに縮小し、ポケットファイルに入れて、常に持ち歩いていました。直前特訓の時間割を確認しつつ、点数の悪いテストを隠していないかチェックするためもありました。
最も注意すべき日程は、試験日と、合格時の入学金支払い期日です。両方とも忘れたらアウトです。クレジットカードでも払える学校もありますがが、カード手数料は自己負担でかなり高額なので、銀行振り込みか現金支払いがお得です。
宿泊組の方は、荷物の量を確認されてください。教材類がはんぱなく重たいです。特に、2日受験校で宿泊して、その後、西大和→奈良か京都に移動される場合、荷物を持って花道を作ったり、身動きとれないほど混雑した中でお子様と合流したり、長蛇の列が続く道をスローペースで駅まで歩くことは非常に疲れます。というよりも、無理があります。
持ち物、着る物、移動手段など、お休み中にじっくりご検討ください。
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