中学受験/自宅学習に最適なプリンターを主要3メーカーで比較

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中学受験おすすめグッズ

2021年最新プリンターご紹介記事を更新しました。エプソンのA3対応カラープリンターが3万円台で購入できます!

■休校や在宅勤務でプリンタ―の出番が急増

塾や学校の休校に伴って実施中のweb授業や自宅学習、在宅勤務で文書を印刷&コピーする機会が増加していませんでしょうか?

カートリッジトナーのプリンタ―は本体価格は安価でも交換トナーが高額で、毎日教材をコピーし続けるとランニングコストが思ったよりもかかります。

我が家のプリンタ―はエプソンのエコタンク(大容量インク)搭載のモノクロプリンターで3年ほど使用しています。そろそろ壊れる可能性もあるので、次のプリンタ―機種を選定中です。

自宅学習用に購入するプリンタ―に必要な機能は、

  1. プリンタ―、コピー、スキャン機能
  2. 大容量インク使用機種
  3. モノクロ印刷でOK。
  4. できればB4をコピーしたい

現在のエプソンプリンターを購入した時は、(4)のB4印刷&コピーが可能な機種がかなり高額だったので、(4)以外のすべての機能を備えた安価なモノクロプリンターに決めました。

エプソンのエコタンクプリンタ―は本当にエコで、黒のインクボトル1本で約6000枚(機種によっては11000枚)の印刷が可能とホームページの製品仕様に記載があります。

1つ前のカートリッジタイプのエプソンカラープリンター使用時は、インク代だけで毎月4000円以上かかっていました。プリンタ―が古くなってからは互換インクに切り替えましたが(互換インクを使うとメーカー保証の対象外となるためです)、中学受験の勉強が本格的になる前に

  • コピー速度が速い
  • 印刷ランニングコストが安い
  • 本体も高額でない

プリンタ―に買い替えましたが、これは大正解でした。カラープリンター使用時に必要だった月4000円のトナー代がゼロになり、新しいプリンタ―の購入代金は約半年で元が取れた計算になります。

次回購入するとしたら、できれば使い慣れているエプソンが希望ですが、それ以外のメーカーも含めて検討することにしました。本日の記事ではエプソン、キャノン、ブラザーの3社で、中学受験に必要な機能を備えたプリンタ―を比較検討します。

■エプソン

メーカーホームページで機能を絞って機種検索をしてみました。

  • コピー
  • プリンタ―
  • スキャナー
  • エコタンク
  • A3対応

カラープリンターで合致する機種はEW-M970A3TEW-M5071Fの2つですが、前者は注に「スキャン最大A4」とあります。これはコピーも最大でA4までしか取れないという意味です。

A3対応プリンタ―と書いてあるので、A3までのコピーができる!と間違って購入する方もいらっしゃるのでは…と思います。ご注意ください。

EW-M970A3T:カラー複合機。A3印刷はできますが、コピーはA4までの対応です。

▲EW-M5071F:カラー複合機。A3コピー可能ですが約11万円と高額です。

エプソンで、エコタンク内蔵のA3対応カラー複合機はEW-M5071Fだけです(違っていましたらぜひご指摘ください)。実勢価格はEW-M970A3Tで約79000円、EW-M5071Fで約11万円と、A3対応でなくてもいいやと思える金額でした(B4サイズがコピーできればいいのですが、A4以上の機能はA3対応の説明が多いので本記事ではA3対応で表記統一します)。

A3コピー機能を諦めると、機種のお値段はかなり下がります。

A4エコタンク内蔵カラー複合機で文書メインの機種はEW-M630TBです。実勢価格は約37000円。A4モノクロ印刷コストは1枚0.4円、A4カラー印刷コストは1枚0.8円と、上記のA3対応機種と同等です。

ADF機能(バラバラの紙を印刷する際に自動送りでコピーする機能です)はありませんが、中学受験や自宅学習時にコピーするのはプリントよりも本が圧倒的に多いので、ADF機能はなくてもいいのであればこの機種はお得です。

カラー印刷は不要で、モノクロ印刷しか使用しない場合はさらに機種のお値段は下がります。

▲PX-M160T

PX-M160Tの実勢価格は3万円前後です。エコタンク内蔵、ADF機能付き、ランニングコストはA4モノクロ印刷で0.3円です。

エプソンでは、A3対応のエコタンク内蔵モノクロ複合機はメーカーサイトで検索しても出てきませんでした。

我が家の現在のプリンタ―はA4対応エコタンク内蔵複合機です。少なくとも3年間は使用していますので古いモデルですが、現在も販売されています。インクタンクは上記3機種よりも大きく、1回のインク充填で約11000枚の印刷ができるそうなので、我が家は毎月600枚ほど印刷している計算になります。

次回買い替える機種が今と全く同じというのはあまり気乗りがしませんが、エプソンでモノクロ機種を選ぶならこれが最適です。カラー印刷は最初から機能がなければ気になりませんが、あると便利でしょうね。

■キャノン

記事が長くなりますので、エコタンク内蔵のA4カラー複合機を1つだけご紹介します。

▲G3310

G3310の実勢価格は24000円前後です。インク1回の充填でモノクロ約6000枚、カラー約7000枚の印刷可能。ランニングコストはA4モノクロ印刷が1枚0.3円、A4カラー印刷が1枚0.8円と、エプソンと同等です。

スキャン、無線LAN機能あり。ADF機能はありません。

G3310のダメなところを1つだけ挙げると、対応PCはウィンドウズのみで、macで使用することができません。マックユーザーは一定数存在するため、macが使えないことはもっと大きく注意書きしておかないと間違えて購入する方がいらっしゃるかもしれません。ご注意ください。

キャノンのウェブサイトで「A3/コピーとスキャン/複合機/特大容量インク」で検索すると、TR9530という1機種だけが出てきます。この機種はA3の出力(印刷)は可能ですが、A3用紙をコピーすることはできません。

A3でコピーするには、コピーしたい用紙を2回に分けてスキャンし、2つのデータをドッキングして出力することでコピーできるとキャノンのサイトに書いてあります。

このやり方ではコピー時間を短縮するどころか、2回に分けてコピーするよりも時間がかかってしまいます。

■ブラザー

エコタンクは搭載されていませんが、A3コピー可能なカラー複合機があります。

MFC-J6583cow

MFC-J6583cowの実勢価格は27000円前後で、これに決まり!と思ったのですが、エコタンク内蔵でない分、ランニングコストが高いです。A4カラー印刷1枚6.0円、A4モノクロ印刷1枚1.3円です。

3年間モノクロ印刷のみで使用し続ける場合、エプソンのPX-M160Tと比較してインク代が約2万円以上多くかかります。

公開学力テストのようなB4サイズのテスト用紙を半分ずつコピーしなくても1枚で印刷できるのは非常に魅力的ですが、インク代かかるなあと思い、同シリーズのエコタンク(ブラザーの名称はファーストタンクです)内蔵のA3対応カラー複合機の詳細を確認しました。

MFC-J6997cdw

MFC-J6997cdwの実勢価格は約72000円です。エコタンク内蔵の分、ランニングコストは低いです。モノクロA4印刷1枚0.7円、カラーA4印刷1枚3.7円です。

エコタンク内蔵のモノクロA3複合機をブラザーのウェブサイトで検索しましたが、見つかりませんでした。

■B4コピーにこだわるならブラザーがおすすめ

3メーカーのプリンタ―を比較して、B4印刷にこだわるならブラザー、ランニングコストにこだわるならエプソンのモノクロ複合機というのが今の私の気持ちです。

ブラザーのMFC-J6583cowはエコタンクが搭載されていない以外はほぼ理想的です。ランニングコストはモノクロA4が1枚1.3円ですが、問題集を見開きで1回でコピーした時のランニングコストは2円くらいでしょうか。

エコタンク搭載機種のエプソンPX-160Tで2回コピーを取る時のランニングコストは0.3×2=0.6円です。このインク代の差とB4プリントやテキストを1回でコピーできる時間短縮のどちらを取るかですね。

プリンタ―を使用するのが私ひとりであれば即決でMFC-J6997cdwに決められますが、ぼんず君もコピーを取るのに使用するので、高額機器の導入は悩みます。

ぼんず君は機械に限らずモノの扱いが荒くて、「もう少し静かに、丁寧に機械を使わないと壊れるよ」と何度注意しても、コピーのふたをバーンと閉めてから「ごめん。えへ…。」と毎回謝ります。

現在使用中のエプソン複合機の自動紙送り機能は、ぼんず君が上に本を積んだり、立ち上がる時に手の平で押さえつけて破損、使用不能となりました。

中学受験を目指すお子様のご家庭、特にこれから赤本で過去問解きをされる6年生のご家庭で新規でプリンタ―を購入されるのであれば、B4サイズのコピーが可能なブラザーのMFC-J6583cow(エコタンクなし)かMFC-J6997cdwがおすすめです。

B4プリントのコピーが1回でできるのは本当に魅力的です。ただし、これら2つの機種はA3まで印刷できる分、プリンタ―本体がものすごく大きいことにご注意ください。

ご購入前にメーカーサイトなどで本体の縦横高さの大きさをご確認いただくことをおすすめします。ご自宅の棚にプリンタ―が置けないとか、ブラザーの機種の場合は下手をするとご自宅のドアの幅によっては、通り抜けることができないくらいに大きく、二人で運ぶ必要がある重量です。

本日の記事を複合機プリンタ―の新規導入、または次回買い替え時の判断材料にしていただければ何よりです。

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