■休校による身体的変化は親の私から
学校や塾が休校地域のお子様や保護者様は、長丁場の持久戦のような生活が続いていますね。
我が家は、中3生のぼんず君は3月初旬から学校がほぼ休校状態です。塾も4月から休校で、ひきこもりのような生活を1カ月半続けています。
私も4月に入って在宅勤務に切り替わり、平日は早朝から夜遅くまでパソコン作業を続けていますが、在宅に切り替わってから自分自身の大きな変化に気が付いています。
単なる「太った」ということではありません(体重は増えました。一歩も外に出ていないので当然です泣)。その変化とは、
- 瞬時の判断力が鈍くなりました。
- 長時間集中して働くことが苦痛になりました。
1は古い例えですが、自分の脳が古い蛍光灯のような動きをするようになった自覚があります。
2は、仕事場では2時間はノンストップで作業を続けることができましたが、在宅勤務に切り替わってからは全然ダメです。ぼんず君が常に視界内に居て、くだらない質問をしてくることも原因かもしれませんが、それ以上に自分自身に変化が起きている自覚があります。
■親は筋肉量減少も、ぼんず君は維持しています
変化の原因は、ずばり運動不足です。下手をすると月曜日から金曜日まで5日連続で外出することなく、1日の歩数が105とか、もう少し歩いているでしょうが、この生活がずっと続いたら立てなくなるのではと不安です。
自宅から5キロ圏内であれば走って通勤したり、10キロ圏内であれば自転車で通勤した時期もありましたが、在宅勤務終了後にこのような無茶をすれば、倒れてあの世行きになるかもしれません。
とにかく体の筋肉量が減って、正しい姿勢を維持することがしんどく、ゆがんだ姿勢で1日中椅子に座っているので、早く手を動かしたり、頭を回転させることがしんどいです。
たった数日で一気に退化した私に対して、ぼんず君は元から小太り気味ではありましたが、それほど退化はしておりません。むしろ、体のキレは休校開始前よりも向上しているように見えます。
休校期間の前から室内で出来る運動を取り入れているからです。
■スクワット量に応じてゲーム端末を解放
室内で出来る運動をやりましょう!と呼びかけてもタダで動くわけがありません。
我が家が導入した運動制度は、運動量に応じたスマホゲームの解禁です。私はゲームには大反対で、できれば一切禁止したいという考えですが、周りの生徒さんほぼ全員がゲームをしていること、ぼんず君もとにかく毎日ゲームをしたがることから、運動量に応じてスマホゲームを完全解禁することにしました。
これは、すでにマイスマホを自由に使えるお子様には効果がない方法ですが、まだゲームやスマホの使用を制限されているお子様には絶大なやる気を生み出します。
ぼんず君には、「腹筋とスクワット、どちらでもいいよ」と選択してもらい、スクワットの回数に比例してスマホゲームの時間を決めることにしました。
■スクワットは理想的な室内運動です
室内運動は今年に入って始めました。開始当初はスクワットを連続で10回もできず、しゃがんだまま座り込んだり、倒れることが続出。そこから2月にブログでご褒美に関する記事を書いた頃には休憩を入れて60回はできるようになりました。
そして4月の現在では、1度にスクワット50回は連続してできるようになりました。短時間でもいいので頻繁にログインしたいようで、勉強休憩の合間、1日に何度もスクワットをしては短時間でさっとゲームを終わらせています。
1日で軽く200回はスクワットをする計算です。「腹筋したらスクワットよりも長い時間のゲームOK」と告げると、かなり張り切って腹筋をしますが、こちらはスクワットほど回数ができません。
外に出られない以上は室内で運動をさせるしかありませんが、スクワットは
- 足腰にかかる負荷が大きく効果大
- 静かな運動で集合住宅の階下にご迷惑をかけない
- 回数を数えるだけで親の管理が楽
といいことずくめです。
■ぼんず君、運動効果で集中力は維持できています
これだけ多くの回数のスクワットを継続して、勉強の成果につながっていますか?とご質問されると、正直分かりません。試験を受ける機会が全くないので、測定基準がないからです。
駿台の高校受験公開模試問題集は何回分か解かせましたが、5科目すべてが簡単なので伸び具合はよく分かりません。もっとぐーっと難しい模試の過去問があればやらせてみたいです。
暗記と復習は順調に続けられています。英単語の語彙は急速に増えました。試験に出る英単語を毎日10個ずつ覚えて、夜寝る前に附属CDを最初から覚えたところまで通しで聴いています。きちんと覚えているなら、長文読解に必ずその力を発揮できるはずです。
復習も真面目にこなしています。
問題は新しい単元です。新たな内容を学ぶには、オンラインよりもクラスメイトと一緒に対面授業で学ぶ必要性を感じます。
GW明けに平常の生活に戻ってくれればいいですが、まだなんとも言えません。
中学受験を目指す小学生のお子様はゲームの使用時間を保護者様が制限されていると思いますが、10分程度の解放であれば問題ないと思います。スクワット、始めてみませんか?
受験の最後は体力勝負です。スクワットで足腰プラス背筋を鍛えると、背筋が伸びて姿勢もよくなります。姿勢の良い子=賢いイメージがあります。
体力がつけば集中力や持続力もつきます。スイミングもスポーツクラブも利用できない今、スクワットをぜひともおすすめします。
- 休校期間の教材に最適。1カ月間無料の申込は4/19まで
- 英語&数学の先取り学習に最適!
- 問題演習&ビデオ解説で理解が深まります
- 小4から高3までの講義と教材は使い放題
コメント
ぼんずくんブログ、いつも楽しみにしています。
スクワットいいですね!いつでもどこでも
(とはいえ室内ですが)鍛えることができ、老若男女それぞれのペースで続けられそうです。実家の親にも勧めてみます。
自宅でできることを積極的に取り入れて、この困難な時期を乗り越えていきたいと思います。
ありがとうございました!
こんばんは。コメントありがとうございます。
状況が好転しないので、なんとなくふさぎこんでしまいそうになりますね…。
ぼんず君はまるで平気ですが、親の私が先にしんどくなりそうです。
スクワットといえば、私の中では森光子さんです。
長期戦を念頭に置いて、細く長くがんばりたいですね。