■時短調理器具「シャトルシェフ」
学校の休校期間中、食事の準備が日増しに負担になりました。「時間をかけずに、ほったらかしで、自動的に料理ができる方法はないか?」と調理器具を検討し、前から気になっていた道具を購入しました。
サーモスシャトルシェフです。
サーモスのジャー弁当や水筒はお子様用に愛用されている方が多いと思います。今の時期なら氷を入れた冷たい飲み物の温度を長く保つことができて便利ですね。冬の通塾時にはカレーやパスタが熱々で食べられたり、ご飯がぬくぬくのままで美味しくいただくことができます。
パッキンを外して洗うのが面倒ですが、我が家はサーモスの弁当と水筒なしの生活は考えられないくらいに、家族全員がサーモス製品を愛用しています。正確には私が詰めて各自に渡しているだけですが…。
シャトルシェフは、サーモスの保温機能をフル活用した調理器具です。15分ほど調理鍋で加熱した後、調理鍋を保温容器に格納して数時間放置するだけで、料理が完成します。
煮込み料理はガスの弱火でコトコト煮続ける必要がないので、吹きこぼれの心配はありません。暑い夏はガスを使う時間を短くできるのも魅力です。
■ルンバに続く私の相棒に出会えました
シャトルシェフの存在は前々から知っていましたが、カレーを10分煮て保温容器に放置するだけで材料が柔らかく出来上がるとは思えず、購入に至りませんでした。
それでも、休校期間中に在宅勤務と食事の支度の両立がしんどくなり、試しに購入したところ、「こんなに便利で楽ちんなら、もっと早く購入すればよかった!」という気持ちでいっぱいです。私の相棒1号ルンバに続いて、シャトルシェフは相棒2号となりそうです。
我が家は、私が楽をするために毎週カレーを作っていますが、長く煮続けるほど美味しいカレーになるという先入観があり、弱火で長時間煮込んでいました。材料が焦げないように一定時間ごとに混ぜるのは結構手間で、ちょっと混ぜるのを忘れると鍋底に材料が焦げ付いたり、じゃがいもが煮崩れるので、たかがカレーでも結構な時間を取られていました。
シャトルシェフを使うと、専用の調理鍋で沸騰した状態から10分加熱して、火を止めてから調理容器を保温鍋に入れて蓋をするだけです。昼休憩の時間に材料を切って、炒めて、加熱して、保温容器内に放置すれば、夕食時にはカレーが完成しています。
材料の煮崩れはゼロで、十分に柔らかく火が通り、味もしみ込んでいます(ルーを入れてから保温容器に調理鍋入れないと味がつかないので注意です)。カレーがこんなに早く、楽に作れるなんて、嬉しすぎます。
■小さめのKBJ-3000を購入
私が選んだシャトルシェフはKBJ-3000です。3000は小さいサイズで、縦長になった4500もあります。3000で目一杯カレーを作ると2日分の量です。4人家族以上であれば4500の方がよいかもしれません。
アマゾンのレビューにもありますが、保温容器の蓋がプラスティック製で非常に軽量で、おもちゃのような作りです。「これで保温できるの?」と不安になる材質ですが、もちろん保温できます。
カレーを作った調理鍋を4時間後に保温容器から出すと、ずっと加熱していたと思うくらいに熱々で、そのまま晩御飯に出るくらいの保温力です。さすがサーモスです。
アマゾン一押しのAmazon Choiceに選ばれているのはKBJ-3000ではなく、KBG-3000です。KBJ-3000の6/27時点のお値段は7368円で、KBG-3000のお値段は8660円と少し高いです。おそらく保温容器のつくりがしっかりしているのだと思います。
■調理鍋テフロン加工が選択の決め手
それでも私がKBJ-3000を購入したのは、調理鍋がテフロン加工だからです。KBG-3000の調理鍋はステンレス製で、この調理鍋でカレーを作ったら炒める段階ですでに材料を焦がしてしまうだろう…と思って、KBG-3000は選択しませんでした。
ステンレス製の調理鍋でも材料を焦がさずに上手に調理できる方は、KBJ-3000の方が使いやすいと思います。
KBJ-3000は保温容器の蓋が不安になるほど軽量なだけではなく、この蓋は水洗いできません。ふきんなどで拭くことしかできないのです。まあ、調理鍋を容器に入れた後で上から蓋をするだけなので、汚れる心配はあまりありません。
汚れるとしたら、調理鍋を出し入れする際に蓋をどこか別の場所に置く時でしょう。私は「汚れたらふきんで拭けばいいや」と気にしない派です。
■煮込み料理が保存容器に放り込むだけで完成
カレー、シチュー、おでんのような長時間煮込む料理は、本当に楽に調理できます。
豚の角煮やぶり大根のような、材料に味をしみ込ませると美味しく作れる料理も簡単に作れます。朝セットすれば昼ご飯時に、昼セットすれば夕食時に完成しています。
煮込み料理だけではなく、鍋でご飯も炊けます!ただし、ご飯に関しては高性能炊飯器が炊き上げる味には負けます。ぼんず君は「ご飯は鍋で作らないで」と文句を言っていました。
我が家は安い米を買う代わりに、象印の高性能炊飯器を購入したので、ご飯はものすごく美味しく炊けます。ただし、この炊飯器は使うごとにバラして洗うのがとても面倒です。なので、私1人の時はシャトルシェフでご飯を炊いています。8分弱火で加熱して容器に20分放置後、炊きあがったご飯を混ぜてもう一度放置すれば完成です。
■時短で空いた時間はお子様のフォローに!
シャトルシェフのおすすめポイントは、
- 調理時間を大幅に短縮することができます。
- 加熱して保温容器に入れるだけなので楽ができます。
- ガスの使用時間を減らせるので、台所でずっと立ち続ける必要はありません。夏は特に体にかかる負担を減らせます。
- 多少光熱費を削減できます。
- 料理が美味しくなります。煮崩れゼロになるので、カレーのじゃがいもはこんなにゴロゴロしているんだ!と嬉しくなります。お肉や魚に味が染みて。お料理屋さんのような味が再現できます。
シャトルシェフは単純な構造で、使用後の手入れも楽です。保存容器は濡れたふきんで拭くだけです。調理鍋はKBJシリーズならテフロン加工なので、いつもの鍋を同じ扱いです。
テフロン鍋は2~3年も使うとテフロンの効果が半減しますが、調理鍋だけ購入できます。蓋なしなら気軽に買い替えられるお値段(3300円)です。サーモスは消耗品を責任を持って供給してくれるメーカーです。
私の水筒はぼんず君が生まれる前からずっと使っていますが、パッキンも蓋も今でもパーツを購入できます。きっと調理鍋も長きに渡って供給してくれるでしょう。
短縮できた調理時間は、お子様の勉強フォローや保護者様の休憩タイムに活用すれば、時間を有効に活用できます。空いた時間を受験中はお子様のために、中学入学後は保護者様の体を休めるために使っていただきたいです。
サーモスのメーカーサイトにはシャトルシェフを使ったレシピが数多く紹介されています。レシピ本も多数出版されいて、美味しそうなメニューばかりですが、私がこれからも作るのは、カレー、おでん、煮物が中心でしょう。
シャトルシェフを家事の時短にぜひご活用ください!
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