■今年の夏期講習は内部生のみ受講可能です
鉄緑会の大阪校は5月27日から対面授業が再開されました。学校よりも一足早い再開でバタバタと準備しながら通塾を再開しました。建物内での食事ができないことが不便なようですが仕方がありません。水分はのどが渇けば勝手に飲むでしょうから、もうあまり心配することもありません。
鉄緑会の途中入塾は、7月、10月、1月と限られたタイミングでしか入塾できません。7月入塾の大阪校での入会試験は6月14日(日)と21日(日)の実施で、14日はすでに終わっております。
7月からの入塾をご希望の保護者様は、お電話で大阪校にお申込み・お問い合わせください。受験料2000円が必要です。合否は受講希望科目に関係なく、英語と数学の総合点で決定されるそうです。
中1と中2の7月までに学習した内容は、試験範囲の目安になると思います。
例年の夏期講習は外部生も受講可能でしたが、今年は外部生は受講できません。夏期講習の受講を検討されている生徒さんは、7月から入塾する必要があります。
今年の夏期講習は、中学校や高校の夏休みが変則的になることから(短縮)まだ日程が決まってないようです。例年であれば午前中に1コマ、午後早い時間に1コマ設定されていましたが、今年は平日夜間にしか設定できないのではないかと思います。
あるいは、ないとは思いますがお盆の期間も使って平日の昼間に実施するか、日曜日をフル活用するかですね。今年は中学受験塾を含めて、夏期講習の設定は非常に難しくなりそうです。
■夏期講習、校内模試、W授業の時期は未定
対面授業休止期間中の授業料を一部返金するとの案内が大阪校のトップページに掲載されていました。6月中旬(まもなくですね)に書面で詳細の連絡があるようです。
オンラインの録画授業配信やプリント教材のPDF配布など、休校直後から非常に迅速な対応をしていただいていたので、一部とはいえ返金されることに非常に驚いています。我が家は返金分はそのまま夏期講習受講に使わせてもらいます。
授業が休校中の大学生の先生方は無給だったのでしょうか。そちらの方が気になります。鉄緑会は中学受験塾のように休日にイベントを連発したり、「最難関中志望男子は全員〇〇模試を受けるように」と案内するような追加の集金策がないので、過度に返金していただく必要はないと私は思いますが、これはご家庭によって考え方が異なるでしょう。
休校の影響は夏期講習日程だけではありません。多くの中学・高校の1学期期末考査日程が後ろ倒しになることから、期末考査期間に2週連続で同じ授業を行うことで片方の週を休むことができるダブル授業の日程も現時点では未定です。
そういえば、今年度の年間予定表がまだ配布されていないことに気が付きました。もしかすると、例年なら8月20日頃に実施される校内模試の日程も変わる可能性があるかもしれません。
校内模試は10月からのクラス編成の判断材料になることから、どんなに遅くても9月初旬には実施しないと10月の新クラスの編成が難しくなります。全生徒が一斉に集合できる日は夏休みか日曜日しかありません。夏休みは学校によっては大幅に短縮されることから、8月でも学校終業後の夕方遅くでないと全員が集合するのは難しいです。校内模試はいつ実施されるのか予想がつきません。
■総復習テストは予定通りです。お忘れなく
今年度は
- 保護者会の延期
- 夏期講習、W授業、校内模試の日程未定
と先の見えない要素が多く、夏の予定が立てられないな…と先の心配ばかりしていましたら、休校明け早々から総復習テスト(やや広い範囲が出題される試験)の実施を忘れておりました。気が付いたのは実施当日の午後です。ぼんず君はすでに塾に向けて出発していました。
試験日程を忘れるのは、おそらくこれが初めてのことです。それくらいに今年はコロナウィルスの影響が大きかったといえます。年間予定表は配布されていなくても、テキストに総復習テストの実施週は印刷されています。学校も塾も休みが続いて、完全にボケていました。
ぼんず君に「準備してた? 大丈夫??」と試験が終わってから聞くと、
「やってたよー。手帳に予定書いてたから大丈夫。」と本当かどうか分からない返答でした。浜学園のように親切なアナウンスはないので、配布された資料の内容や予定は各自で把握しなければなりません。
長期休校の影響は思わぬところまで波及しますが、年間予定や試験日程の変更にはくれぐれもご注意ください。
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