[記事紹介]なぜ、この高校は医学部受験に強いのか③四天王寺高等学校

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中学受験_記事紹介

本日は、AERA dot.のシリーズ記事「なぜ、この高校は医学部受験に強いのか③四天王寺高等学校」をご紹介します。年明けから始まった「医学部受験に強いのか」シリーズの連載で、1回目は東京の開成高等学校2回目は灘高等学校が取り上げられています。


 

■医学部を始めとする理系志向が強い女子校

聖徳太子が建立した四天王寺(大阪市天王寺区)の境内に立つ中高一貫の四天王寺高等学校は、医学部進学率が高い女子校として全国的に有名です。

中学1年から学年を4コースに分け、医志コース、英数IIコース、英数Iコース、文化・スポーツコースがあります。医志コースだけではなく、すべてのコースにおいて医歯薬系を目指す生徒はいます。

女子校ですが、文系が少ない理系の学校であることも特色です。入学当初から医師を目指す学生も多いです。中学1年時の医志コースは36人程度ですが、高校1年時には25人ほどになるそうです。

志が変わったり文転したりする生徒もいますが、進学先がメディカル系でないだけで、京都大学や大阪大学の理学部に入学する生徒もいます。IoTやAI技術の革新で、医師でなくエンジニアになりたい生徒も増えています。

■文武両道の伝統、豊富な体験学習

四天王寺では、入学当初から「iNote」と名付けたノートを作らせています。その十時々に発想したことや知り得た情報、読書の感想などを自由に書かせたり、題目を与えたりして、生徒同士の討論につなげてきました。

「iNoteには、医志コース独自の放課後講座の感想も記入してもらいます。進路指導部と連携して行うキャリア講座や、大学医学部へのツアーなども充実させてきました。高校2年になるとSLICE(ハーバード大学生との校内英語研修)も実施し、知的な英語体験に生徒たちの満足度も高いです」(大向雅士教諭)。

一部大学で医学部受験における女子差別があったことに対して、進路指導部部長の曳野康久教諭は次のように話しました。

「『女子だから差別される』というマイナス思考ではなく、逆に、男女平等への意識が強まっていくという順風ととらえる気持ちでした。四天王寺は、部活動をしながら勉学に励む文武両道の伝統があります。

女性として自立できる職業として思いつくのは理系だと医師であり、文系だと弁護士。法学部に進学し、司法試験に合格するといった生徒も一定数います。医学と法学は遠いように見えて、もしかしたら実は、近いのかもしれません」(記事抜粋終わり)

■記事紹介は学校の一面にすぎません

連載記事のすべてに目を通しましたが、それぞれの学校を紹介する文字数に限りがあることもあって、この記事だけで医学部受験に強い学校の理由を網羅するのは難しいなぁという印象です。

また、どの学校も中高一貫校で、中学入学直後から驚異的な速さで進む先取り学習を実施しているでしょうから、中学校の取り組みから紹介いただけると学校選択の上で大いに参考になる内容になったのに…という感想です。

東大寺学園が高校入試を2年後に廃止するなど、高校からの編入を受け入れない中高一貫校が増えてきました。中高一貫校の特質の多くは中学校時代の取り組みで形成されるような気がします。

四天王寺の取り組みでこの記事で紹介されている病院の見学は、高校生ではなく中学生対象ではないかな…と思い、検索してみると中学3年生対象に病院見学ツアーが実施されていました。昨年はコロナの影響でツアー実施は難しかったでしょうね。

■本格的な病院見学や医学部体験を実施

四天王寺中学・高等学校のウェブサイトに病院見学ツアーの様子が紹介されていますが、非常に本格的な内容で驚きました。病院見学ツアーは四天王寺病院で実施されていますが、この病院は四天王寺や四天王寺中学・高等学校のすぐ近くにあり、病院名からも学校と関係があるのだと思いますが、そうでなけれな病院の中をくまなく見せてもらうだけではなく、手術室を体験したり、内視鏡を触るまでの体験はできないでしょう。

この病院見学ツアーに参加したのは中学3年生の希望者と書かれていましたが、漠然といた医学部志望の気持ちが極めて具体的なイメージになり、参加された生徒さんに大きな影響を与える経験になったことでしょう。

四天王寺病院以外にも、高校生を対象に近畿大学医学部体験学習大阪市立大学医学部医学科体験学習も実施されています。「どんだけ体験させてんねん(良い意味での驚き)」とびっくりしました。

卒業生で現在、京都大学医学部付属病院の医師による講演会も紹介されています。在校生からの質問に応える時間もあったようで、学校のウェブサイトを見るだけで四天王寺中学・高等学校に対する私の評価は急上昇しました。

■学校ウェブサイトは情報豊富です

四天王寺中学・高等学校に対しては、正直ほとんど何の情報も持っておりません。女子校なので我が家の受験選択には入らず、コース制を設けているので私は赤本で過去問を研究したことがありませんでした。

唯一、四天王寺中学・高等学校に対して私が持つ印象は

行儀がよい生徒さん達

ということです。四天王寺に参拝に出かける際に、首元に小さいリボンを付けた制服の女子陣を見かけることが多かったのですが、歩きながらバカ騒ぎするわけではなく、感じがよい生徒さんが多くて感心していました。ファミチキを食べながら歩く生徒さんは皆無です笑。

中学受験での回し合格やコース制は、私はあまり賛同しないのですが、特に回し合格はそれだけチャンスが大きく、合格の可能性が高いとも言えます。入学してから上を目指すという目標も持てます。

私が知らないだけで、どの学校も様々な取り組みをされているということがよく分かりました。医学部志向の女子のお子様や、四天王寺中学が志望校のお子様は、ぜひ学校ウェブサイトや本記事リンク先の病院見学ページをご一読いただければと思います。

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