[中堅~難関校向け]入試直前のおすすめ自宅学習

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(6年)入試直前特訓

■2日受験校のプレ入試2日目です

2日受験校が志望校で本日までプレ入試受験のお子様と保護者様、初日受験お疲れ様でした。受験は2日目が勝負です。2日目で調子を崩さないように、1日目の点数が少し足りないことが自覚できるのであれば、今日で取り返せるよ!と前向きな声かけでお子様を送り出してあげてください。

プレ入試は第一志望のお子様だけが受験する本番直前の試験です。周りに影響されない、安定した気持ちを維持する良い練習の機会です。1日目の出来が思わしくなくて、お子様が帰宅後に不機嫌だったり投げやりになった場合は、本番でも同じような態度になるかもしれません。

この練習の場をうまく活用して、プレ入試が終わってからでいいので、気持ちをぐらつかせないことの大切さをお子様に伝えていただきたいです。

本日の内容は、中堅校から難関校が志望校の6年生向けのお話しです。2日受験校、東大寺や西大和のような最難関校のお子様は、昨年秋までの段階で終わっている項目が多いと思います。

入試直前のおすすめ自宅学習を3つに分けてご紹介します。

■直前特訓の教材

年末までの直前特訓Part 1や入試練習では、難しい問題をひたすら解いて解説を聞く毎日だったと思います。連日大量のプリントを持ち帰っていますが、十分な復習はできていますでしょうか。

帰宅時間は遅いし、体も頭も疲れているしで、全科目の間違えた問題を見直したり、時間を置いてもう一度解きなおすことはかなり難しいと思います。

それでも、本当は見直しした方がよいです。直前特訓で扱われた問題と全く同じ問題が入試本番で出題される可能性は低いですが、似たような問題や似たような切り口の問題は出題される可能性があります。中学受験の範囲は高校や大学受験と比較すると非常に狭いために、出題されるだろう単元はある程度絞られるからです。

直前特訓で扱われる全ての問題は、志望校の入試問題の難易度に近い問題で、難易度がかけ離れていたり、解けなくてもいい問題はありません。

理想は、宿題は全問解いて、返却テストの間違いを見直すことを毎日することですが、果たしてどれくらいのお子様ができているでしょうか。

直前特訓のどの教材も優先順位は高いのですが、その中でも返却テストと宿題に絞ってまとめます。

●返却テスト

間違えた問題だけ、その日のうちに見直してください。解説を見ながらでもいいので、解き方や流れを頭に叩き込ませてください。

そして、次の日の朝、全く同じ問題を解かせてください。翌日同じ問題を解くことをあらかじめお子様に伝えてください。最初の10秒以内に回答を書く手が動かない時は、残念ながら前日の見直しが十分でなかったので、もう一度解説を見ながら問題を解く流れを頭に叩き込ませてください。朝いちばんの学習から自宅出発までに2時間以上ある場合は、出かける前に朝できなかった問題をもう一度解かせてください。

解けた時点で、この問題はもう卒業です。おそらく見直す時間はありません。解けた時点でお子様に「この問題を見直すのはこれが最後だよ。本番で同じような問題が出たら必ず正解させようね」と毎回話してあげてください。

●宿題

全部解き終えて持参するのが理想ですが、難しい場合は問題を間引いてください。間引き方は

  • お子様が苦手な単元は間引かない。
  • 得意な単元も最低1問は解いて、出来具合を確認する。

間引き方に自信がない場合は、塾の先生に相談してください。先生は授業中のことが多いですが、折り返し電話をくださります。この折り返しの電話を必ず1度で取ることが重要です。先生は授業の合間の休憩時間にお電話をくださることもあり、次の電話は翌日以降のいつになるか分からないからです。

■最後の総復習は基本重視で

直前特訓の入試に即した応用力が必要な問題ばかりを解いていると、意外と基本の部分がおろそかになることがあります。基本をしっかり完成させた上での応用力です。

直前特訓の宿題などで勉強量は飽和していると思いますが、塾のない日を利用してぜひとも基本をおさえる学習時間を作っていただきたいです。

やり方はいろいろありますが、ざっとまとめます。

●算数

時間を計っての計算問題を解く練習は、必ず毎日実施してください。浜学園の365日計算テキストでは物足りないお子様には、「120回計算合格圏内テスト」をおすすめします。入試に出題された計算問題が単元ごとに分類された問題集で非常に難しいです。計算問題は必ず正解させるつもりで、1問ずつ急いで、でも確実に解くことをお子様に伝えてください。

一般的な問題対策は、オーソドックスな良問を時間を計って解くとよいです。マスターコーステキストのB問題が最適です。

さらに余裕がある場合は、オーソドックスな出題(奇をてらう問題を出題しない)の中学校の入試問題を1回分、指定された時間内で解くことをおすすめします。これは頭の整理に非常に役立ちます。ただ、ここまで余裕のあるお子様は少ないと思いますので、B問題までで十分です。

●理科

暗記項目の確認。とにかくもれや抜けがないように、全分野を総チェックしてください。塾技理科のようなまとめ参考書があると便利ですが、なければサイエンスやファイナルアプローチのまとめページをご活用ください。植物や動物の単元は覚えていないと得点できません。化学の薬剤とそれぞれの特徴も同様です。

<計算問題の解き方確認>

化学、力学、電気など、計算が必要な問題の解き方を復習するために、それぞれの単元の問題を1問ずつ解いてみてください。これも塾技理科があると、細かく分類された単元ごとに練習問題が2~3問掲載されているので、解き方の確認に役立ちます。なければ、サイエンスの初歩的な問題または復習テストをご活用ください。志望校の過去問で理科の計算問題が出題されない場合は、この項目は飛ばしてください。

●社会

社会の入試問題は、中学校ごとに出題傾向が大きく異なります。古い赤本で過去の入試問題をひたすら解き続けている場合、アウトプット演習内容にやや偏りが出て、出題傾向を少し変えられただけで問題に対応できなくなる可能性があります。

浜学園の社会の教材は非常によくできています。直前特訓の冊子テキストはおそらくコース共通で、特定の中学校に即した内容ではありません。このような偏りのない参考書や問題集を使って、まんべんなく偏りのない総復習を行ってください。

中学入試の社会の問題は、小学校の教科書をベースに作問されています。小4から小6までの地理、歴史、公民の教科書をざっとでいいので目を通しておくとよいです。

時間のない方には、私が作成した教科書まとめ教材をおすすめします。1点、2点の差が付くかもしれない教科書の穴場知識を地理歴史公民別にまとめたものです。

■過去問対応

第一志望校の過去問は6年分解くことが望ましいです。最新の赤本1冊分程度です。

解き終えた過去問の間違えた問題を「間違いノート」などで整理できていますでしょうか。まだ整理できていない場合は、非常に面倒で時間がかかる作業ですが、科目別の間違いノートを作成することを強くおすすめします。

国語で記述問題が出題される中学校は、記述問題だけはもう一度解きなおす価値があります。1度目で完璧に書けていればその必要はありませんが、そのようなお子様は少ないと思いますので、時間を計って取り組んでみてください。

時間の目安は、10文字×1分です。50文字以内で書く問題であれば5分、30文字以内であれば3分です。実際の本番でもこのくらいの時間内で書き終えないと、他の問題を解く時間がなくなります。

直前特訓Part 2以降は、前受け受験もあることから想像以上に残り時間が少ないです。本日ご紹介した項目のどれか1つでもお子様にお役に立てば何よりです。がんばってください。

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