秋の関西地区私立中高校合同進学相談会のご紹介(11/8,23)

■関西20校私立中高校の合同進学相談会

本日は、関西地区の私立中高校が出展する合同進学相談会をご紹介します。

11月８日（日）あべのハルカス

11月23日（月・祝）梅田阪急グランドビル

が会場です。主催はサンケイリビングで、完全予約制、午前と午後各250名定員の入れ替え制です。11/8ハルカスの申込はすでに受付開始されています。11/23梅田の申込は10/22時点ではまだです。

主な出展校は

• 東大寺学園
• 西大和学園
• 清風
• 開明
• 四天王寺

などの20校です。

重複申込やキャンセル待ちはできませんのでご注意ください。申込は無料です。

中学受験生、高校受験生の両方が対象ですが、おそらく中学受験生の方が圧倒的に多いと思います。

会場内では

1. 参加校のパンフレットや学校資料を自由に持ち帰ることができます（参加校20校＋資料提供のみの２校＝計22校の資料があります）。
2. 個別相談コーナーで、参加校の進学ご担当の先生と相談することができます。

■合同進学相談会は要事前予約です

例年の合同進学説明会であれば事前予約不要で、会場はとにかく人だらけ、個別相談コーナーは長蛇の列ができる学校もあり、参加するだけでヘトヘトになるイベントですが、こちらの進学相談会は午前・午後の総入れ替え制で、１回の定員は250組に限定されています。

今年はコロナ感染防止のために、各中学校の進学説明会も定員が設けられ、すでに受付終了となっている学校もあります。この進学説明会に出展する中学校でも東大寺学園や清風（12月分は今後受付開始されます）はすでに満席となっています。

個別相談コーナーで先生と１対１で話をするのは勇気がいるかもしれませんが、今はマスクで恥ずかしさを少し隠すことができます。東大寺学園は出願書類をもらって帰ることができると思いますので、受験予定で進学説明会に申し込めなかった保護者様は、資料をもらうだけでも参加する価値はあります。

中学校のウェブサイトを拝見して感心したのは、西大和学園です。サイトを拝見するたびにデザインや内容が改良・更新されており、プロ（代理店など）に依頼しているのだろうな…と思いますが、学校の魅力をより分かりやすく伝えようとする姿勢はどこよりも秀でていることが分かります。真っ赤なダルマが出てきて、目に墨が入る動きは「素晴らしい」の一言です。

今回すごいな！と思ったのは、オンラインで個別相談を受け付けていることです。中学校での進学説明会で大勢の中で「はい！」と手を挙げて質問することは、図太い神経の私でもかなり気が引けます。

オンラインでの個別相談なら気軽に質問できるので、西大和学園が第一志望のお子様がいらっしゃるご家庭は、ぜひオンラインでの個別相談を受けてみられてはいかがでしょうか。

■中学校主催の進学説明会に参加される場合

合同進学相談会や塾で開催される説明会と、中学校で開催される進学説明会は別物とお考えいただきたいです。両方参加する時間がない場合は、迷わず中学校で開催される進学説明会を優先していただきたいです。

中学校での進学説明会では、

• 入試の出題傾向
• 問題出題の狙い
• 解答の際に注意すべき点
• 減点対象となる解答
• 出題傾向
• 過去問について

など、中学校によって提供される内容に差はありますが、「聞いておいてよかった！」と思う情報をお話いただける学校が多いです。過去問解きに役立つ情報は、お子様にも理解できる表現で箇条書きにまとめて、赤本の表紙の裏や過去問ファイルに貼っておくとよいです。

説明時間はそれなりに長い（30分以上）ため、正確にメモを取る自信がない保護者様は、ICレコーダーで録音するなどのメモ以外の補助手段を用意されると安心です。

学校によっては会場でロゴ入りグッズ（筆記用具などの文房具が多いです）を販売するところもあります。ロゴ入りグッズはお子様のやる気アップにつながりますので、お土産にご購入いただくとお子様が喜びます。

日中は暖かいのでぴんときませんが、もうすぐ11月です。ここから先は大きな順位の変動はありません。１日は長くても、１週間はあっという間にすぎます。保護者様がペースメーカーとなってお子様のやる気と自覚をうまく引き出してあげてください。

文章で書くのは簡単ですが、日々の生活でこれを続けるのはかなり難しいです。最低限ご注意いただきたいのは「喧嘩しないこと」です。１日の終わりに「今日も揉め事がなかったなぁ」とこれだけで十分頑張られたと思います。小さな達成感の積み重ねで実りある10月にしていただきたいです。