小1~6☆「飛び級」は受験に有利か。

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中学受験全般

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今朝、駅に行く途中、強風で根元から倒された木や看板の破片を目にしました。東日本大震災後の計画停電を思い出して、身が引き締まる思いがしました。

一部の進学塾には「飛び級」の制度があります。飛び級とは、1つ(ごくまれに2つ)上の学年の授業を受ける制度です。たいていは塾から「飛び級という制度があるのですが」と声がかかります。

飛び級とは、例えば小学校で小3のお子様が、塾では小4のクラスに所属して小4の授業とテストを受けます。小4で小5の、小5で小6の勉強を終えます。飛び級小6では公開学力テストは受験できますが、○○中オープンなどの冠模試や志望校別特訓は受けられません(希学園の場合は灘コース以外であれば小5でも受講可能でした)。飛び級で成績が振るわないと元の学年(原級)に戻るよう塾から勧められます。

なぜ飛び級をするのでしょうか?ずばり、賢いからです。ひとつ上の学年で勉強しているのに、毎月成績上位者に名前を連ねる実力があります。小5で小6課程を全て終え、公開学力テストでも毎月上位に位置するお子様が小6になると、もう一度小6の公開学力テストを受けます。

大半のお子様は小5から小6に上がったばかりの2月、飛び級のお子様は小6全課程を終えた状態で、もう一度小6スタート時期のテストを受けるわけですから、当然成績は上位です。小6の2月は飛び級が落ちてくるからその人数分だけ順位が下がると言う方もいますが、実際はそうでもありません。なぜなら、飛び級のお子様は原級と飛び級と2つの公開学力テストを受験される方が多いからです。

飛び級でクラスは1つ上の学年にいても、公開学力テストは原級も受験するため、原級と飛び級両方の成績上位者に名前があります。灘中合格特訓などの資格講座や合否テストも一緒に受講・受験するため、原級のお子さん達とも顔なじみです。

それでは、小6課程を2年勉強する飛び級の方の優位性は最後まで続くのでしょうか?これはお子さんによって異なります。小6開始当初から「神様」扱いの飛び級のお子様は最後まで神様の位置を維持して、そのまま合格祝賀会のクラス代表になる方もいます。

一方で、夏から秋以降に原級のお子さんに追いつかれる飛び級の方もいます。「無理してた」という意見がありますが、塾生全体の中では極めて上位です。追いつかれても上位を維持して志望校に合格する方は大勢います。

小6の2回目で失速し続ける場合は何か原因があるので、保護者様の出番です。また、2回目の小6はマスターは浜で受けずに他塾に行く方もいます。

我が家は飛び級からはほど遠い状態だったので、小6を2回目とか、1日中、2学年分の公開学力テストを受けるとか、すごすぎるびっくりという思いしかありませんでした。

家庭教師や個別を駆使してまで、飛び級を維持するのは、おそらく親のエゴだけで本末転倒と思いますが、ゆとりを持って飛び級を維持し、そのまま最難関中学校を級長で合格できるようなお子様は、中学高校でもそのまま上位ですチョキ

ぼんず君の話を聞いていると、その方々の勉強の様子はまるで水の中を悠々と泳ぐようです。このようなスーパーなお子様と接する機会が多くあることが、最難関中学校の恵まれた点の1つだと思います。

では、うちの子(ぼんず君)が他のお子様の心に響くことってあるのかなショボーンと少し気持ちが重くなることもありますが、気長に成長を待ちますニコニコ

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