[社会]6年生向け・4月公開学力テスト対策と低学年向け・おすすめ導入教材

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(公開)社会

■4月公開学力テスト準備開始の時期です

4月になりました。外出する機会が減り、桜の花を見ていないのでぴんときませんが、今月から小学校も1つ上の学年になります。

浜学園では3月の公開学力テストが3/30に終わったばかりですが、4/11にすぐ4月の公開学力テストが実施されます。

6月のクラス替えは、3月、4月、5月の公開学力テスト結果が反映されるとのお知らせをいただきました。教えてくださってありがとうございました。3月公開がうまくいかなかったお子様は、4月と5月の公開そして4月と5月の復習テストで十分に挽回することができます。

どの試験も毎回真剣勝負で受験する意識を持つことが大切です。どの試験でも常に全力を出すことが、入試本番で持てる力をすべて出せることにつながります。

本日から4月公開学力テストに向けた総復習の学習方法について、科目・習熟度別のまとめ記事を作成していきます。

本日の内容は、主に6年生向け、社会総復習・基礎編です。

■歴史は2月と3月の授業内容を丸暗記する

6年生で今の時期に「社会が苦手」と感じたり、「公開学力テストの社会で点数が取れない」お子様は、5年生地理の学習がうまくいかなかったことがいちばんの原因です。

6年生の歴史はまだ始まったばかりなので、2月と3月の塾テキストを丸暗記して、復習テストを何度もやり直してください。2月と3月の授業は合計で8回程度のはずです。1日に2~3回分の授業内容を復習すれば、最低でも2回転の復習ができます。

入試問題では複数単元を連携させる応用問題、地理や公民を組み合わせた複合問題、時事問題と絡めた記述問題を出題することで思考力を問う学校もありますが、今の時期の公開学力テストや通常の復習テストでそこまで深い問題は出題されません。

6年生の歴史は、2月と3月の授業内容を完璧に暗記して、繰り返し復習すること。そして毎回の授業内容にしっかりとついていくこと。この2点を押さえて、毎週の学習をがんばってください。

■地理の総復習に力を入れてください

地理については、5年生の時点ですべての学習が終わっています。6年生の公開学力テストでは、地理の全範囲が出題されます。歴史と公民も出題されますが(追記しました。情報ご提供ありがとうございます)、まだ出題範囲が狭いために対策は容易です。全範囲を学び終えている地理を休校中に地固めしていただきたいです。

6年生公開学力テストの地理はこれまでの暗記中心の出題傾向から、やや難易度が上がることで平均点は5年生の時よりも下がります。

ただ、難易度が上がるといっても公開学力テストでの出題は、統計や図表を読み取ったり、複数単元の融合、歴史や公民を組み合わせた複合問題程度までの内容です。難関中で出題されるような深い思考力を問う問題や時事問題をからめての記述問題は出題されないと思います。

地理の難易度の高い問題を解く上で何よりも必要なことは、基本的な暗記事項を覚えていることです。社会はどの分野も用語の暗記ができていなければ得点に結びつきません。

まずは休校期間中に地理の基本事項を総復習する上でおすすめしたい学習方法をご紹介していきます。

■基本事項の暗記+アウトプットの同時進行

地理全範囲を4月公開までに一度はざっと総復習する上でおすすめしたい学習方法は、暗記とアウトプットの同時進行です。

教材を新たに購入しないで手持ちの教材で学習する場合は、浜学園の地理の黄色いテキストと復習テストを使用します。

テキストの各単元冒頭にある解説部分を暗記して、その単元の復習テストを解き直すというシンプルな学習スタイルです。テキストは用紙がペラペラで薄く、書き込みもできないので、A4サイズでコピーをして使用すると使いやすいです。

前から順番に始めるよりは、出題頻度の高い単元から順に、かつ関連のある単元ごとにまとめて取り組むと、記憶への定着が図りやすいです。

■地理おすすめ市販教材と学習方法

用語の暗記から始めたい方向け

社会コアプラス(SAPIX)

まずは基本事項をしっかり暗記するところから始めたい方におすすめなのは「SAPIXコアプラス」です。地理、歴史、公民の暗記事項が1冊にまとめられています。穴埋め形式でページの左側に問題、右側に解答が掲載されています。

我が家もコアプラスを使ったことがありますが、地理・歴史・公民が1冊なので分量が物足りず、あまり好みではありませんでしたが、逆に短期間で全範囲を確認するには適しているといえます。

関東で最大手の進学塾SAPIXが編集したテキストです。浜学園のテキストとは随分と雰囲気が異なります。それも我が家がコアプラスが苦手だった理由ですが、中学入試の問題は浜学園が作成するわけではありません。他塾で重視される項目に触れることも大切です。

暗記の確認とアウトプットを併行して進めたい方向け

 社会メモリーチェック2019年資料増補版(日能研)

暗記事項の確認とアウトプット(問題演習)の両方が1冊でできる本です。日能研が編集したテキストです。

この本のよいところは2019年という比較的新しい年に改訂されているところです。歴史は大きな変化はありませんが、地理の場合は農作物や工業製品の総生産高や輸出入統計などは年によって変わります。

公民は選挙制度の変更内容は試験に非常によく出ます。社会の教材を購入される際は、改訂年度にもご注目ください。

メモリーチェックも地理、歴史、公民が1冊に凝縮されています。総復習の手始めに適したテキストと言えます。

持ち運びにも便利なコンパクトサイズの暗記確認本

A5版(A4の半分の大きさです)の小さい本です。電車の中や試験前にさっと暗記事項が確認できます。1冊あると何となく安心します。

都道府県白地図暗記カード―学習と受験  

ミニ版小学要点日本歴史すいすい暗記

■時間にゆとりのある4~5年生向け

地理の基本は都道府県の形を覚えるところから始まります。我が家は後述の日能研白地図作業ノートをコピーして、47都道府県のカルタを作りました。表に都道府県のシルエット、裏に手書きで

  • 県庁所在地
  • 地形の特徴(都道府県下を流れる主な川の名前と位置を覚えておくと強力な武器になります)
  • 特産物

を手書きで書いて、シルエットを見ただけで上記がすぐに出てくるように、遊びながら何度も繰り返しました。

シルエットは向きを変えてもすぐに都道府県名が出てくるように覚えることがポイントです。試験で都道府県の形が出題される時は、わざと上下や左右を逆にして出題されます。

白地図作業ノート(日能研)

2009年発行の古い本です。我が家はこの本を使って都道府県カルタを作成しました。

新版 白地図・自由帳 日本地方別

2018年発行の新しい本です。サイズがB4版とかなり大きいです。

■社会を好きになってもらうための本

5年生までの時間に余裕がある時期に、日本地図を見るとワクワクするような楽しい本を眺めることで社会の学習が楽しいと思わせるように誘導することも1つの手です。

新幹線のたび はやぶさ・のぞみ・さくらで日本縦断

2011年3月11日東日本大震災の直後に出版された本です(リンクは2014年出版のデラックス版です)。津波の被害を受ける前の東北地方沿岸部が美しく描かれています。イラストが細部まで繊細に描かれていて大好きな本なのですが、ぼんず君が雑に扱って傷んでいます。

この記事を書くにあたり、続編が出ていることを知りました。北陸から北海道までの鉄道路線が描かれています。購入検討中です。

旅に出たくなる本 日本

2020/03/30の記事でご紹介した本です。記事を書きながら注文した本が届きました!

楽しくてワクワクしながら読んでいたら、ぼんず君が「見せてー。貸してー」とうるさくまとわりついてきます。社会の勉強抜きに、日本各地の名所や駅弁の写真を見ながら、ついでに地図にも親しめそうな本です。

帝国書院の本なので地図はもちろん正確です。

地形が立体的に描かれていて、空から眺める鳥のような気分です。

豪華列車の旅の特集記事。ぼんず君は九州の豪華列車に乗りたいそうですが、私は旅費を出せませんよ。と伝達済。

6年生はコンパクトに凝縮しての学習で、5年生までは楽しい要素を取り入れながら、社会の学習を取り組んでみてください。

  • 休校期間の教材に最適。1カ月間無料の申込は4/5まで
  • 英語&数学の先取り学習に最適!
  • 問題演習&ビデオ解説で理解が深まります
  • 小4から高3までの講義と教材は使い放題

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