明けましておめでとうございます~夢を叶える年になりますように

スポンサーリンク
小6受験生対応

■2021年の幕が開けました!

今年初めからこのブログをご訪問くださって、ありがとうございます。

6年生のお子様、保護者様は昨年は大晦日まで勉強尽くめの毎日でお疲れ様でした。年明け早々も変わらず、入試が終わるまでこのペースが続きます。感染予防&体調管理と親子喧嘩にご注意いただいて、統一入試日まで走り続けられますよう、もうしばらくの間がんばってください。

このブログを読んでくださる方の多くはご家庭に受験生がいらっしゃる保護者様だと思います。受験生の夢はもちろん、志望校合格です。そのために、世の中の平均的なお子様よりも多くのことを我慢したり、制限のある生活を何年も続けてこられました。

6年生のお子様は、関西地区であればあと2週間と少しで統一入試日以降の試験が終わり、数年間に渡る努力の結果が出揃います。

■受験は水物、どの組でも合格の保証はありません

6年生のお子様と保護者様に向けて私がお伝えしたいことは、どのお子様にも合格する可能性もあれば、合格できない可能性もあるということです。

直前特訓で1組だから100%合格する保証はなく、3組、4組…だから合格の可能性はゼロ、というわけではありません。

1組で誰もが合格間違いないと思っていたお子様が残念な結果となることもあれば、4組から合格されるお子様もいらっしゃいます。

なぜそのような結果となるか、私だけではなく、塾の先生にも、お子様の保護者様にも分かりません。受験は水物で、終わってみないとどうなるか分からないとか、灘中の入試をもう一度行えば合格者の半数が入れ替わるとか、昔からよく言われることです。

■上位層の不合格理由は誰にも分かりません

1組や2組のお子様が第一志望校で残念な結果となる場合、それはもう、その時の運だったとしか言えないと思います。実力は間違いなくあっても、当日の体調や出題問題との相性などで、あと数点差で不合格となったのかもしれません。繰り返しになりますが、理由はご本人にも分からないと思います。

1つ言えることは、残念ながら第一志望校には合格できなかったとしても、進学先の中学校でこれまでと変わらない気持ちを持ち続けることができれば、最終的には希望する大学へ進まれているということです。

元々高い学力をお持ちで、入試当日の誰にも予想できなかった出来事によって第一志望校に合格できなかった方を、中学校進学後、学校は違っても別の場でお名前を拝見することがあります。

中学受験の結果を受け止めて、気持ちを落とさず、努力を続けられる精神力の強さがあれば、どこで学んでも最終目的地は変わりありません。

■下のクラスから合格できた理由は何か?

3組、4組…から奇跡の合格などと言われるような結果を掴んだお子様は、同じ組のそれ以外のお子様と何が違っていたのでしょうか。

考えられることは2つあります。1つは、11月、12月の公開学力テストや日曜志望校別特訓の結果が極めて低迷していたものの、それ以前の成績は良好であった場合です。

12月下旬からの直前特訓で覚醒し、統一入試に向けて上り調子となって、入試本番ですべての力をうまく発揮できれば、周りから見れば「奇跡の合格」でも、ご本人や保護者様にとっては「本番ギリギリで調子を元に戻し、本来の学力を発揮することができた」と感じられていると思います。

■パート2で2段飛びクラスアップする子もいます

考えられるもう1つのケースは、日曜志望校別特訓では1、2組ではなく、直前特訓でも変わらずに3組、4組…であったのに、合格できた場合です。

「4組からも(1人だけだけど)合格者が出ているからがんばろう」と先生がお子様に声掛けしているかもしれません。

ぼんず君が6年生の時、同じコースではありませんが、別の最難関校コースで3組以降のクラスから合格されたお子様がいらっしゃいました。日曜志望校別特訓でも直前特訓パート1でも下のクラスでしたが、パート2のクラス替えで2つ飛びでクラスアップされたと聞きました。

それを聞いて、私は「あぁ、このお子様は合格するな」と思いました。

■直前特訓のすべてのテストでベスト入りを目指す

2つクラスアップしようと思うと、直前特訓でのすべての復習テストや実力テストでベスト入りや1位に入っているはずです。そして、その得点は2組の平均点を上回っていたと思います。

2つクラスアップできたそのお子様は、間違いなく直前特訓の全科目のテキストを必死で勉強し、すべてのテストでベスト入りしようと本気で全科目のテストに挑んだに違いありません。

大量の課題に圧倒されるお子様が多い中で、必要なもの、優先順位の高いものを整理して、全ての内容を確実に身に付ける学習ができれば、クラスアップだけではなく、その先の合格も見えてきます。

毎回のテストで自分が予想する以上の成績を取り続けることができれば、自信につながります。これまでの成績やクラスは気持ちの中で関係なくなり、上向き調子を作ることができます。

■最後まであきらめずに人より多くの努力を続ける

複数クラスで運営される直前特訓の場合、下のクラスでは先生方が必ずしもお子様を応援する声掛けをしないかもしれません。先生の長年の経験では「このクラスからは合格者は出ても1~2人」という感覚をお持ちだからです。

合格者がほとんど出ないクラスのお子様には励ましたり、やる気を出させる声かけをしなくていいわけはありません。私が担当講師なら「最後まであきらめないで。余計なことを考える暇があるなら手を動かそう。今日の課題を全力でこなしていこう」と声をかけます。

お子様が塾の先生の対応にがっかりしている場合は、「受験勉強は塾のためではなく、自分の未来を切り開くために続けるものだから、最後までがんばろう」と、お子様を励ましてあげてください。

合格できたお子様に共通して言えることは、最後まであきらめずに合格を信じて努力し続けたことです。大晦日の入試練習はプレ模試の結果も大切ですが、それと同じくらいに前に進み続けられる心の強さも必要です。

やるべき課題の優先順位を常に考えながら1つ1つの課題をきちんとこなし続けること、人よりも1つでも2つでも多くの課題をこなし続けることを意識して、合格をつかんでいただきたいです。

お子様に任せっきりでは、上記のような悟りの境地に小学生が達することは不可能です。保護者様の観察と判断、励ましが、これから入試直前まで必要です。もうあと少しの期間です。一緒に過ごせる時間のすべてをお子様のために使うつもりで、お子様の学習内容に抜けや漏れがないかを見てあげてください。筆跡である程度の判断ができます。調子のよい時と悪い時のテスト答案を夜中に比較してみてください。

受験生皆様に良い結果が訪れますように、心より応援しています。

コメント

error:Content is protected !!