本日は10月最終日です。1日1日は長く感じられますが、1カ月経つのはあっという間です。
世の中ではまだ10月なのにインフルエンザの流行が始まっています。
インフルエンザに関する記事を過去にご紹介しました。予防グッズなどをご紹介しています。
本日は、教育相談に関する内容です。
浜学園の場合、塾の先生に勉強に関する相談を申し込める「教育相談」の制度があります。どの進学塾でも似たような制度はあると思います。中には小学校の保護者面談のように一定期間中に全員の保護者様との面談を設定する進学塾や個別塾もあります。
浜学園の場合は、保護者様から行動を起こさない限り、塾の先生とじっくり話をする機会はありません。したがって、申し込みを一切しなければ、1年間塾に行く用事もないし、先生と面談することもないままで上の学年に進級することもあり得ます。
我が家は小3で浜学園に入塾しましたが、成績低迷にも関わらず「教育相談」の制度をしばらく知らなくて、初めて国語の先生にご相談したのは入塾から2カ月近く経ってからです。
その後は、不定期ですが困りごとがあった時、公開学力テストで予想外の成績になった時、勉強方法の相談など、どの科目の先生とも教育相談をお願いしました。
6年生からは浜学園以外の教育機関も利用するようになり、先生の数が一気に増えました。大手進学塾と異なり、小規模教育機関は保護者フォローがまめで熱心です。
そのために、複数の先生からさまざまなアドバイスをいただく機会が格段に増えました。
入塾からしばらくの間は、私の1年間使用する大判手帳の白紙ページに先生のアドバイスを書いていましたが、「これではいかん」と、アドバイスだけを独立したノートにまとめるようにしました。
この「教育相談ノート」は後ほど非常に役に立ちました。
■教育相談ノート
持ち運びしやすいA5判のノートを選びました。メモがとりやすいリング形式で、受験終了まで使い続けるために表紙は紙ではなくプラスティック製のノートを選びました。
●学年別・科目ごとの先生の名前
6年生の保護者様は3年生の時に塾で教わった先生のお名前や特徴を覚えていらっしゃいますでしょうか(通塾開始初年度の先生でお考えください)。すぐにぱっと浮かぶ保護者様は少数派だと思います。
3年生や4年生で教わった先生とのご縁は、学年が上がるとなくなると思いがちですが、3年生や4年生を教える先生方の多くが志望校別特訓のどこかのコースを担当されています。
ぼんず君が6年生12月最後の公開学力テストで特大ドボンな結果になり、今まで考えたこともなかった併願校の受験を検討した際に、ご相談に伺ったコースの先生は、3年生の時の算数の先生でした。
先生は「ぼんず君は〇〇教室の中でよく出来ていましたねー(お世辞です)」と所属教室を即答されて驚きました。受けるかどうか分からない併願校の相談なのに、非常に丁寧な資料を作成いただき、感激したことをよく覚えています。
函館ラサール前受け受験の時は、建物内の案内で立つ先生から「ぼんず君、がんばれよ!」と声をかけていただきました。小3から小5までの間に教わった先生方です。
ぼんず君は「小4最レの〇〇先生」と即答していました。私はノートがなければ先生の顔と名前を一致させることはできなかったと思います。
●教育相談の内容を時系列で書く
新学年の2月に各科目の先生情報をノートの先頭に書いた後は、教育相談を受ける機会があれば、それぞれの日付、ご担当の先生、その日のテーマ(相談内容)、先生の回答、やりとり内容を箇条書きでまとめます。
話しやすい先生や、お子様の様子(特に課題や弱点)を的確に捉えている先生であれば、特筆事項としてその情報も書いておきます。
学年が変わるとマスターの授業で同じ先生に教わる機会はなくなりますが、先生同士の会話で
たぬき先生「昨年、きつね先生が教えていたぼんず君ってどんな様子でした?」
きつね先生「お母さんが鋭いですわ。ぼんず君は算数が時々ずば抜けているから、ひょっとするかも」
などの情報交換をされているようです。
「きつね先生からぼんず君のことを聞きましたよー」となにげなく言われたこともメモしておきました。
●中学校の進学説明会情報も追加する
進学説明会で聞いた内容は、私はノートの反対側から書いていきました。
日付と学校名、説明ご担当の先生名、分かればご担当科目、お話の内容を箇条書きにまとめました。
進学説明会は教育相談とは種類が異なりますが、入試主催者が発信する最も重要な情報が入手できる可能性があります。
●志望校別特訓&直前特訓
志望校別特訓は月に2回だけですが、直前特訓は2学期冬休み終業式から入試2日前まで毎日あります。お弁当を届ける場合は先生と廊下ですれ違う機会もあります。廊下で交わす一言二言に重要なメッセージが含まれていることがあるので、私は忘れないうちにメモして、帰宅後、教育相談ノートに書き足していきました。
すれ違いざまに声をかけていただいた内容ですぐに改善しなければと思ったことは
ぼんず君は朝いちばんの頭の回転が遅い、です。
「先生、どうすればいいんですか😭」
と、その後は少し立ち話になりました。
●解決策と結果も書いておく
これは保護者様用の備時録です。やってみたけど効果がなかった策、うまくいった策など、メモ魔の私は何でも教育相談ノートに記録しました。受験終了から随分経っても浜学園時代の記憶が鮮明なのは、メモを取りながら頭で考えていたからではと思います。
教育相談ノートは、受験期間の育児記録のようなものです。お子様に合わせた記録内容と記録方法をぜひお試しください。
コメント
いつも、貴重なお話をありがとうございます。
お体 大丈夫でしょうか?また、体調を崩さない様気を付けて下さい。
我が家の息子も、近日教育相談に行きます。
先生とは、電話でも相談内容についてお話したのですが、とても熱心に聞いてくださっています。
ぼんず君ママさんのブログを読んで、貴重な相談内容は必ずノートに残そうと思いました。ありがとうございます。
おはようございます。
お気遣いありがとうございます。
浜の先生は非常にお忙しいので、急ぎの相談事は電話での教育相談が早いですね!
ノート、ぜひご活用ください。(受験が終わったら思い出が詰まったノートになりました。)