最近の医学部人気の影響を受けて、ぼんず君の学年でも医学部志望の方が多いようです。
ぼんず君も「医学部難しい?」と私に質問してくるので、授業料&寮費無料の医大をぼんず君に紹介してみました。
皆様ご存知の
防衛医科大学
です。百聞は一見に如かずで、You tubeの「陸上自衛隊広報チャンネル」にある「動画でわかる!防衛医大生の一日」を見せました。
ビデオを見て、ぼんず君が一言。
ぼ「お母さん、僕のこと嫌いになった?」
どうやら、ぎちぎちの規則だらけの生活に
罰として放り込まれると思ったようです。
防衛医大の入学試験は難しくて、防医大に合格できるなら、東大&京大医学部以外の国立医学部に合格できる難易度であることを説明しました。
加えて、食費無料、制服支給で、さらに毎月約11万円のお給料も頂けます。
ぼんず君が嫌がった、規則正しい1日の予定はこんな感じです。
06:30 ラッパの大音量で起床・5分以内に身支度
06:35 宿舎前に整列・日朝点呼・トレーニング・清掃
06:45 朝食
08:00 国旗掲揚・朝礼
08:20 課業行進で授業へ
08:30 午前の講義
11:50 昼食
12:40 午後の講義
17:00 講義終了
17:00~ 部活・夕食など
21:00 自習
24:00 消灯
毎朝のトレーニングに加えて、遠泳、ほふく前進、山中での移動、パラシュート降下、銃のばらしなど、自衛隊色の強い訓練が目白押しです。
ビデオを見ていただければ分かりますが、太っている生徒さんは一人もいません!
全員が寮生活、寮は2人1部屋の相部屋、平日は外出禁止、週末の外出および外泊は許可制です。
もっとも重い規則は、卒業後は9年間の自衛隊勤務が義務付けられており、万一途中で退職する場合は最大で
4600万円
の費用を返還しなければなりません。卒業後の勤務先はおそらく数年ごとに頻繁な転勤があり、自衛隊の病院勤務の特質上、診療疾患に偏りがあるため、自分が希望する領域で経験が積めない可能性があります。
防衛医大の入試は11月に1次試験、12月に2次試験があることから、医学部受験者が前受けとして受験するようです。
ぼんず君の性格上、寮で軍隊のような生活は向いてないなと思います。残念。
しかし、1度は防衛医科大学のオープンキャンパスに連れて行ってみようと思います。
コメント
返事ありがとうございます。
でも、先輩後輩のつながりはとても深く、友人は「とにかく先輩は飯はよくおごってくれた」と
言っていました。
教官に辞めると言いに行った時、実家までの旅費(島根まで)を出してくれたそうです。(もちろん個人のお金)
中高と個人戦で勉強頑張って来た子供が、集団行動を厭わず頑張れば、同期にたくさんに友達がいて
寮で過ごすので一生の友達はたくさんできるかもしれませんね。
案外入っても辞めて他大の医学部を再受験する人が多いです。
私の友人もそうでした。
集団行動の嫌い、スポーツなどで集団行動に慣れてない
勉強だけで中高を過ごしてきたお子さんには向いてない大学です
こんばんは。貴重なお話をありがとうございます。
そうですよね。非常に特殊な学校だろうなとは思いました。。。
入試本番前の前受けにはよいかもしれませんが、我が家も実際の進学は消極的になると思います。
逆に、経済的等の理由でハングリー精神をお持ちの男の子には、ありがたい学校だと思います。