10月11日の記事
はブログを書き始めてから最高のアクセス数となりました。ありがとうございます。
我が家で中学生になった今でも出来ず、低学年のうちに躾けておけばよかったと思うこと②は
「1つのことを最後までやり遂げる習慣」です。
受験勉強は何度も投げ出しそうになりながらも、なんとか親がかりで最後までやり遂げることができましたが、低学年のうちから一人でやり遂げる習慣を躾けておけば、親がつきっきりっで中学受験を伴走しなくてもよかったのでは、と思います。
親がかりの受験は、我が家のようなやる気の欠ける子を引っ張っていく確実な方法で良いのですが、親にかかる負担が大きすぎます。
また、中学、高校と勉強内容が難しくなり、いつまでも親が教えられないこと、さらにもういい加減に勉強面でも自立させないとまずいです。
1つのことを最後までやり遂げるためにの躾けは、難しいことではありません。
日常生活の例では、
文房具を最後まで使い切る
ことから始められます。ノート、鉛筆、消しゴムなど、新しい物を買ったり、使い始める時はワクワクしますが、それを最後まで使い切るのは案外難しいです。
大人の例では、化粧品を最後まで使い切るのは難しいのと同じです。衝動買いで購入した基礎化粧品やメイクアップなど、途中で使わなくなったものがあると思います。
使い切るのが難しいのは、
飽きてくるからです。飽きるから次々と新しい文房具を欲しがったり、理由を付けて新しいノートの表紙にタイトルを書いて、数ページでそのノートの使用を止めてしまう。これでは、いつまでも最後までやり遂げる勉強の姿勢は身に付かないと思います。
ぼんず君はどれだけうるさく注意しても、消しゴムを何個も紛失し、ノートは途中まで使ってどこかにしまい込むことが多かったです。ぼんず君が成績を安定上位で維持できなかった(最後まで乱高下)原因は、ここにもあると思います。
文房具を最後まで使い切るのが当たり前になったら、次は
「問題集1冊を最後までやり切る」
ことを目標にするとよいです。そもそも塾のテキスト以外に、書店などで購入した問題集に取り組むだけでもエラいですが、それを1冊やり遂げることができたら、力が付くと思います。
四字熟語や漢字、計算など、我が家が使った問題集を以前にご紹介しました。同音異義語の本は絶版のようですが、それ以外は入手しやすいものばかりです。力の5000題は前から順に解く問題集ではありませんので、薄い本で最後まで終わらせる達成感を経験させてあげてください。
中学受験の最中は機嫌を損ねると面倒なのでうるさく言わなかった私も、受験が終わってからは文房具のことをぼんず君に言いました。
ノートの表紙に新しいタイトルだけ書いて満足するのはもう止めなさい。やるならノート1冊最後まで続けよう、と。
途中で投げ出しているノートを使って、中学の入学準備を始めよう。
使いかけの鉛筆や消しゴムを整理して、まずは全部使い切ろう、と。
ものすごく嫌がりましたが、合格発表後、次の目標に向けてささやかにスタートを切った時は、手元にある文房具を活用しました。当たり前のことです。
ノートは英語の暗記や数学の問題を解くのにどんどん使い、夏休みの途中で使いかけのノートはようやく全部使い切りました。
「やっと全部使い切ったよ。これで、これからは自分で勉強できる気がする」と言ってましたが、どうでしょうか?
文房具は大切に使っているし、4月以降に購入した問題集は目移りしないで、地道に前に進めているので、小学生時代よりは進歩していると願いたいです。
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