[6年生]大晦日に入試練習を受けるお子様への対応

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(6年)入試直前特訓

■今年もお子様の勉強サポートお疲れ様でした

今年最後の投稿になりました。2020年は例年とは比べ物にならない激動の1年でした。2月から6月初旬までの4カ月強をほぼ自宅で過ごし、非常事態宣言解除後も人と対面することを極力避け、マスクを常時着用しての生活が続くなど、これまでの経験では予想できないことの連続でした。

受験学年である6年生のお子様と保護者様は、不安と心配の連続だったと思います。関西統一入試までのあと16日、感染を最大限避ける工夫をお子様にうるさいくらいにくり返しお伝えください。

これまでの報道内容から推測すると、気密性の高いマスクをして黙っていればかなり感染は防げると思います。

通塾中で怖いのは食事時間ですね。塾で黙ってお弁当を食べるのは難しいかもしれませんが、お子様への伝え方として「食事を手短に済ませて、勉強をしよう」と、周りのお子様との接触を控える方向に持っていくのがよいと思います。あと、携帯用の除菌ウェットティッシュで手を拭いてから食事をすると安心です。

■6年生保護者様の大晦日の大切な役目

それは、入試練習を受講したお子様を明るく迎えることです。入試練習は志望校別に分かれての受講で、大晦日の朝から黙々と入試本番に即した試験を受けて、当日夜に答案が返却され、受講者全員の中から1/3ほどの合格者がその場で発表されます。

お子様が合格していればお迎えは簡単です。「良かったねー、明日からのプレ入試もがんばろうね。ガキの使いは録画したから受験が終わってからゆっくり見ようね。」くらいの声掛けで十分です。

難しいのは、入試練習で合格できなかった場合です。大晦日の朝早くから塾に行って、1日中試験を解いて、がんばったけど解けなかった。点数が足らなかった。合格できなかった。どうしよう。お母さん、がっかりするかな。などと思いながら、お子様は下を向いて校舎から出てくるかもしれません。

お子様が入試練習で合格するのが難しいと思われる保護者様は、もし時間の都合が付くのであれば校舎まで迎えに行くことをおすすめします。

■気の利いた言葉はあらかじめご準備を

校舎へのお迎えは、お子様の気質によっては保護者様の迎えを嫌がる可能性もあるので、行った方がいいかはお子様に合わせてご判断いただきたいです。

私は、入試練習に限らず、試験結果が崩れそうな時は低学年の頃から校舎または最寄り駅に迎えに行っていました。ぼんず君の私に対する気質は「イヌ型」で構ってもらうと嬉しいタイプなので、扱いは楽でした。

6年生大晦日の入試練習、元旦からのプレ入試は合格していましたが、「ダメかもしれんな」と思い、試験終了後に電話をかけて、最寄り駅改札前でぼんず君が出てくるのを待ちました。

ダメだったらこう声掛けしよう、などといろいろ頭の中で考えていましたが、気の利いた言葉をとっさに出すのは難しいものです。

■終わった試験を悔やむよりも次の準備を

終わった試験の結果は、後からどれだけ悔んでも、怒っても、揉めても、点数は変わりません。済んだことをいつまでも悔やんでいても仕方がないので、やるべきことは、

  • 間違えた問題の見直し
  • 苦手な単元であれば類題を解いてみる
  • 明日もプレ入試を受験するのであれば、気持ちを切り替えて「明日は今日よりも1点でも多く取れるように集中してがんばろう」とお子様の気持ちを明日の試験に向ける

ことです。気持ちの切り替えは、2日入試の学校を受験される場合に非常に重要です。1日目ができなくても、2日目で取り返すんだ!くらいの気持ちを持てるか。

「もうだめだわ」「どうせ明日もできないわ」とほんの一欠でもお子様に思わせない、口に出させないように、保護者様はたとえ無理だと思っていても、前向きな声掛けをしなければなりません。

保護者様も諦めてしまえば、入試はその時点で終わりです。

■最後まで諦めない姿勢が奇跡の合格を引き寄せます

奇跡の合格を引き寄せるお子様は、全員と言っていいくらいに「最後まで諦めずに努力し続ける」お子様です。大晦日の入試練習は昨年のプレ入試問題であって、受験校の本物の問題ではありません。元旦からのプレ入試の問題も中学校の先生が作成したのではなく、浜学園の先生が作問された問題です。

プレ入試で解けなかった問題は、お子様が手薄の単元を教えてくれる貴重な教材です。これが本番でなくてよかった。この単元をしっかり復習しようと、お子様と一緒に勉強してあげてください。明日も早いので短時間でいいのです。

「これだけ出来なかったら合格は難しいかも…」という愚痴は、夜中に一人で心の中で消化しなければなりません。しんどいですが、あと16日ほどです。

とにかく前向きに、一歩でも前に進む気持ちで、今日の日を大切に使っていただきたいです。

今年1年、本ブログをご愛読くだって本当にありがとうございました。ぼんず君受験の時に感じた疑問、不安、心配ごとを文章にすれば、同じような気持ちをお持ちの保護者様にお役に立てるかもしれないと思って立ち上げたブログをご覧いただけて、感謝の気持ちでいっぱいです。引き続き来年もお立ち寄りいただければ嬉しい限りです。

皆様、どうぞよいお年をお迎えください。

コメント

  1. ぽん より:

    いつも、ぼんず君のブログに励まされています。その時々の、今、参考になることばかりで救われます。本当にありがとうございます。
    感謝の気持ちをお伝えしたくて、コメントせずにいられませんでした。
    あと、16日、息子の努力が必ず実を結ぶと信じてやり切ります。

    • bonzukun_mother より:

      明けましておめでとうございます。
      年末のお忙しい時にコメントありがとうございました。
      こんな素人保護者のブログでも何かお役に立てたのだなぁと嬉しいです。
      あと少しですが、がんばってください。応援しています。

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